今週は科学技術週間で全国の研究機関にて20日の日曜日まで開催中。
18日の発明の日を含む一週間を毎年、科学技術週間としています。
今日はまず、JICA(国際協力機構)を見学。
JICAは途上国の人たちへ農業や環境等様々な分野の技術移管を行っている研修機関。
茨城県における国際協力の拠点として、青年海外協力隊等のボランティア募集や
開発教育への支援など、地方自治体やNGOと連携して国際協力のお手伝いをしている。
エスニックランチをしたり農機具や途上国のパネル展示を観たり、民族衣装に着替えて記念撮影など
2時間以上楽しんだ後、農業研究団地へ
情報に振り回されない「安全な食品を自ら選択するために!」
というお題のサイエンスカフェに参加。
サイエンスカフェとは?
一般の方と科学の専門家が、お茶でも飲みながら科学について気軽に語り理解を深め合う場。
ヨーロッパで始まったとされています。
カテキンたっぷりの緑茶(べにふうき)とポテトフライを頂きました。
ちなみに2008年はポテト年らしいです。
国連が2008年を「国際ポテト年(International Year of Potato )」と定め、
「国際ポテト年」は、「発展途上国における食糧としてのジャガイモの重要性について認識を高める」ことを目的に、国連食糧農業機関(UN Food and Agriculture Organization 、FAO )が提案。
食糧の確保と貧困緩和のために、ジャガイモの重要性を1年を通じてアピールしていくそうです。
サイエンスカフェの内容は
・日本人は危険なものを食べさせられている
・天然物なら安全
・残留農薬は危険
・食品添加物は危険
と食の安全をめぐる誤解があるという。
食の安全とは?
生存に必要な「量」が確保されなくてはならない。
健康を脅かさない「質」が保証されなくてはならない。
↓
質は世界的に最上ランク
量は・・・・。 (日本は食料自給率39%)
世界的な穀物需要増加(人口増、肉消費の拡大)
バイオ燃料生産量増大
地球温暖化作物の影響
水不足 と、、、、
中国、餃子事件を例にあげて
食を海外に依存せず、手作りにしましょう。と言っても、
国産豚肉の実体は輸入→というのは、飼料の90%は輸入である。
餃子の皮の原料の小麦は輸入小麦から作られている。
なたね油の原料は国産はほとんどなし。
情報に振り回されないで、という内容でした。
肉食=牛、豚、鶏などの家畜飼料が必要になる。
家畜飼料はほとんど輸入に頼っている。
輸送には大量の燃料がかかります。
また輸入牛肉1Kg得るのに、20tの水が必要なのをご存知でしょうか?
知らず知らずのうちに環境に負荷をかけています。
肉食せずに、穀物菜食、マクロビオティックはおすすめですね。
手作り餃子もマクロなら国産原料で作れます。
他にトレーザビリティ(食品の履歴)、青果ネットカタログSEICAの紹介パネル展示など、http://seica.info/
紹介できないほど、様々なものを見てきました。
またレポートしま~す。
明日も食と農のセミナーです。
おやすみなさい。