市川憂人が面白い今日この頃 | 破滅の美学〜絶望と希望の狭間で〜

破滅の美学〜絶望と希望の狭間で〜

過去に書いた詩や英語の詩やエッセイもどき、哲学のコト、X JAPANのコト、芸術のコト、などなど。時に過激で人畜有害かも?

昨年だったか、図書館で、市川憂人の『ジェリーフィッシュは凍らない』を借りて読み、なかなか面白かった。まだ文庫が出てそんなに経っておらず、買うには高かったのだ。


だがその時はまぁそこそこ面白いかな、ぐらいで、他に彼の本も一二冊読んでいたような気がするが、あまり気にとめていなかった。


それがどういうわけか、最近、また『ジェリーフィッシュは凍らない』を今度は古本でちょい高いが買って読むと、あれれ面白い。このシリーズは面白いといくつかのサイトで見ていたから、じゃあ出ているシリーズ買おうかな、と。


ブックオフオンラインで、第3弾の『グラスバードは還らない』を買ったが、近くの本屋では第2弾の『ブルーローズは眠らない』だけ、なぜかないので、楽天ブックスで買った。


待ちきれずに、グラスバードを先に読んだが、これが、最後まで全く真相が読めない上に、最後はとても切ない。でもいい読後感。読んだぜ!って感じ。


というのも、主人公の二人の刑事は男女で、男は日本人だが女はたぶんアメリカ人で、舞台はいつもたぶんアメリカだから、登場人物みんな横文字なのだ。アタシはこの外国人の名前が覚えられないのが、海外のミステリを読まない大きな理由になっているのだ。


だがこのシリーズでだいぶ鍛えられそうだ。とにかく、書いている人は日本人なのだし。


これから第2弾のブルーローズを読むが、もったいなくて、なかなか読めないでいる。妙なツンドク状態である。