前書き

今日は気持ち悪さの正体を確かめるべくアリスとテレスのまぼろし工場2回目を見に行こうと思っていた

が、その前夜にプロ格闘ゲーマーのストーム久保さんの

 

 

 

 

というツイートを見て急遽予定を変更した

という事で流石に週一ペースで映画を見に行く事なんてほぼ無いがちょっと気になっていたのと公開終了直前だったのでグランツーリスモを見てきたのである

 

俺には映画に限らず他人のおすすめしたモノのかなり気軽に摂取していく節がある

それで良かったと思う事も悪かったと思う事もあるがそこはある意味どうでもいいかな

俺は適当に興味が沸いたモノを摂取して生きているので他人のおすすめはきっかけとしては最適なのだ

 

自分の映画傾向を探ってみようと思い記憶にある映画館に見に行った映画をまとめてみた

(評価はアルファベット表記でCが普通ぐらい)

 

 

 

・ポケットモンスター君に決めた(E-)

・竜とそばかすの姫(E)

・大怪獣の後始末(E+)

・天気の子(D-)

・ジョジョの奇妙な冒険 第4部(D)

・シン仮面ライダー(D+)

・バケモノの子(C-)

・シンウルトラマン(C)

・狼こどもの雨と雪(C)

・君たちはどういきるか(C+)

・君の名は(B-)

・アヴェンジャーズFINAL(B-)

・ドラゴンボール超 SUPER HERO(B-)

・ドラゴンボール超 ブロリー(B)

・機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(B)

・ポケットモンスター みんなの物語(B)

・アントマン(B)

・SANDLAND(B)

・ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトロー達の誇り(B+)

・カメラを止めるな(B+)

・アリスとテレスのまぼろし工場(B+)

・トップガンマーヴェリック(A)

・爆竜戦隊アバレンジャー 禁じられたアバレ(A)

・シンゴジラ(A)

・劇場版Gのレコンギスタ4~5部(A+)
・RRR(S)

・スーパーマリオ THE MOVIE(S)

 

 

こうしてみて気付いたけど半分くらいアニメ映画だな

なんか大作実写映画とか見てると展開がなんかなーと思う事多くてそういう意味ではアニメ映画の方が展開に縛りが少なくて好みなのかもしれないなあと思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

プロカーレーサーに憧れる少年ヤンはカーレースゲーム「グランツーリスモ」を夢中でプレイしていた

周りからはゲームばかりしていてどうするんだ現実を見ろと言われていた

そんなヤンにグランツーリスモのトッププレイヤーを本当のプロカーレーサーに育てる計画「GTアカデミー」への招待が届く

実話を元にした映画

 

 

 

 

↓公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想 評価A+

 

グランツーリスモ、これかーなり良い映画でした

この映画2時間15分あって最近の映画って1時間30分とかで終わるのが多いから長くてダレないかなーと思ってたんですが
そんな事は全くない!
 
むしろもっと長く見たい!もっといろいろ描写してほしい!
そんな風に思う映画だった
中だるみも無く常に(良い映画だなあ…)と思いながら見ていた
映画に引き込まれてしまい見ていて心の中で主人公ヤンを応援してしまったり心配してしまっていた
レースシーンでは劇場だったので声は出さなかったがもしあそこがカーレースの会場だったら叫んでいただろう
 
主人公のヤンも良い子で応援したくなるんだけどやっぱ外せないのはチーフエンジニアのジャックの存在だ

挫折した元レーサーのエンジニアでGTアカデミーの教官なのだがめちゃ厳しい

だがその厳しさはゲーム上でしか車を運転していない子供達を命の危険がある実際のレースに送り出すからには安全上かなり厳しく鍛える必要があると考えているからで

ジャックは厳しくもあるが愛もある良いキャラだ

夢半ばで挫折したおじさんが夢を追う子供達を指導する展開って良いよね

 

ストーリーは王道も王道なんだけど作りが丁寧だからかご都合主義感がなく展開を素直に受け入れられる

脚色はあれど実話を元にしているという点も話を受け入れやすくしていたのかもしれない

作り手側が良いものを作ろうとしているんだなあという事が伝わってくる作品だった

 

 

映像に関してもゲーム的な描写と実写が混ざる演出やスピード感などかなり満足度が高かった

実際にの話を元にしてあるなど加点要素は数あれど不満点はほぼ無いと言っていい

名作!という様な深さは無いかもしれないが間違いなく外れの無い映画である

ちょっとでも興味が出た人は見に行って損はないかと

 

 

俺の映画ベスト10に入る良いくらいに映画だった

この映画が面白くなかったという人はほとんどいないと思う

公開期間はそろそろ終わってしまうがもしまだ見ていないなら是非見に行くべき映画だ

 

 

↓ストーム久保さんの感想記事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき ここからネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回のアリスとテレスのまぼろし工場の時はめちゃくちゃツッコミを入れたがこの映画に関してはそんな余地はほとんど無い

それほどにまで丁寧に作られた映画だと感じた

 

ストーリーは王道中の王道なんで途中の事故のくだりなど「はいはいサクセスストーリーの中の挫折シーンね」などと思いがちなんだけどグランツーリスモに対してはそう思わなかった

実話を元にしているからなのか描写が丁寧だからなのか分からないが展開を素直に受け入れられる

王道的な展開なのにそこに作為を感じないのでスッと入って来るし退屈を感じない映画だった

 

 

 

一つ注文を付けるとしたらGTアカデミーの仲間達が集合した後の描写をもっと時間をかけてやって欲しかったなあと思う

あれだけ熱い展開なのにわりとサラッと流されてしまい勿体ないと思ってしまった

 

 

・ヤンが最終レースで4位に入りプロライセンスを取るシーンとその直前の両側からの接触をブレーキでやりすごし抜き去るシーン

・ルマンレースに向けてGTアカデミーの仲間が集結するシーン

・「なんでレーンを外れて走る?」の回想からのシーン

・表彰台に上がりヤンとジャックがシャンパンを飲むシーン

など良いシーンを挙げればキリが無い

逆に事故のシーンなどは見ていて顔が歪んでしまった

 

 

 

ジャックも良いキャラなんだけどGTアカデミーのプロジェクトリーダーのムーアも良いキャラである

ストーリー上ではパフォーマンスとしてヘリから指示を出させようとしたり

GTアカデミーの優勝者が僅差だったのでごまかそうとしたり

重症のヤンの病室でスポンサーの心配をしていたりとこういう書き方をするとろくな奴じゃないように見えるがそんな事はない

ムーアはプロジェクトリーダーとしてGTアカデミーを成功させる責任があるその職責が彼にそういった行動を取らせているだけで商業主義の人間では無いと思う

 

ムーアの良いシーンと言えば東京でのスポンサー本契約時の「捕まる前に抜け出せ。楽しんで来い。」と

最終レースで無理をしようとしているヤンを心配するシーンぐらいしかないのだが何故だか彼を嫌な奴だとは思えない

明確な描写は無くても彼の人間性を感じてしまう。

こういった部分がグランツーリスモという映画の魅力なのではないだろうか