そらがひろい
くもがしろい
ひのひかりのなかで
そうおもった
でも
そらは おれのことを
どうおもうのかな
くもは
おれのこころを
しってるのかな
そんなことをかんがえて
のきさきから
そらのうえに
ゆびで
てがみをかいた
おれが うまれたときの
ちきゅうの そらのいろを
おしえてください
おへんじは
さんぽしている
うちの ねこに わたしてください
おてがみまってます
そらが ふわんと
へんじをしたきがした
こばるとの そらの ひの
おはなし
そらがひろい
くもがしろい
ひのひかりのなかで
そうおもった
でも
そらは おれのことを
どうおもうのかな
くもは
おれのこころを
しってるのかな
そんなことをかんがえて
のきさきから
そらのうえに
ゆびで
てがみをかいた
おれが うまれたときの
ちきゅうの そらのいろを
おしえてください
おへんじは
さんぽしている
うちの ねこに わたしてください
おてがみまってます
そらが ふわんと
へんじをしたきがした
こばるとの そらの ひの
おはなし
とおりすぎたひとに こいをする
ことばのふかさを
こころのはしで
そしゃくして
つりばしを かけてみる
いとしさを
ぴんせっとで つまんで
ことばの ふぇるとを
かたちに して おくってみたい
びーずも すこし つけてみよう
かみひこうきに こころをのせて
まなつが くるまえの
さつきのかぜに のせてみよう
もえる くさいろの
いみが わかるかもしれないから
ぬるい わいんに こおりをいれて
こうるうたを かいてみよう
拓郎のうたが 染み渡る夜
なにかしてきたか と おれは オレに きいてみた
なにをしたか ききたいか と オレがいう
たいしたことじゃないが おまえのせかいでは
ほしが つくられてるんだよ
かがやいたこともあるだろう
てらされたこともあっただろう
それはおまえしかしらない
おまえのかがやきなんだよ
もう だれかを てらす ほしになれよ
おまえのせかいの ひかりを
あててみろ
とおくて ちかい かがやきが
おまえの ひかりを まっている
ほしかげの くさむらで
こえをあげて
そらをみあげた おまえなら
ひかりのうずを つくれるさ
拓郎のうたが オレのことばを
おれに うたっている
そしておれは また
おれのうたを つくっていく