みけぬこの不思議なお話ブログ

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かえるが そらを たたえる よる


かぜの かおりが あきのこえを


つちのにおいに ぶれんどした



それも これも おいわいなのさ


かぜと つちは


すんでるところも 


うまれたところも


べつだけれど


いっしょに ちきゅうを まわしてるんだ


とおい むかしから 


きせつの ばーすでぃそんぐを


うたっているんだよ


となりに すわったねこが


のどで ぐるぐると


ぼくにおしえてくれた




すきとおったかぜが 


ほしと やみを


ぺいんとする なつのよる


ねこは また さんぽにでたようだ









ほしぞらを むしのこえが たたえている

きっと おはなしを しているのだろう

むしのこえに ほしのひかりが こたえている

なんまんねんも まえからの かいわ

なんまんねんも まえからの うた


よぞらに こをえがいて さくはなも

むしと ほしと おはなしをするのだろうか

むしは よぞらをみあげ

ほしが ちきゅうをのぞいて

きっと しんふぉにぃを かなでるにちがいない


はなが さきおわったあとは

また しずかに さやかに

むしと ほしの おはなしが

よるのおとになって

ちきゅうのかぜを かいてんさせるのだろなあ

やくそくは 三時


プールのあと 送電線のしたで


きてなかったら 歌を歌って まつ


雨が降ったら 雨の中で待つ


カエルがいたら お話して待つ


へびがいたら 知らんぷりして待つ


やくそくは ちゃんとおぼえたし


あとは あそびすぎて わすれないこと



わたしは きょう およぎにいかないから


青い麦わらかぶって まってるから


めいちゃんは そういった


三時ちょっと過ぎ ぼくは めいちゃんの笑顔をまっている


かげろうにゆれた 夏草の中


めいちゃんは おなかのすこししたで 手を振って


ぼくにちかづいてきた


ぼくは


ぜんぜん まってなかったよ


と  


二回 いった


せみが 大きく鳴いて


「うそばっかり」と


いったきがした