かえるが そらを たたえる よる
かぜの かおりが あきのこえを
つちのにおいに ぶれんどした
それも これも おいわいなのさ
かぜと つちは
すんでるところも
うまれたところも
べつだけれど
いっしょに ちきゅうを まわしてるんだ
とおい むかしから
きせつの ばーすでぃそんぐを
うたっているんだよ
となりに すわったねこが
のどで ぐるぐると
ぼくにおしえてくれた
すきとおったかぜが
ほしと やみを
ぺいんとする なつのよる
ねこは また さんぽにでたようだ