とある村の忌み子の少女は思いました・・・
この暗い穴から脱け出したいと・・・
とある村の忌み子の少女は思いました・・・
この痛みから脱け出したいと・・・
とある村の忌み子の少女は見ました・・・
この暗い穴に光がそそぐのを・・・
光の先には手が見えました・・・
その手は救いの手か・・・死へと誘う手か・・・
そのあと忌み子の少女はいったいどうなったのか知る術はありません・・・
ですがこれだけは言えます・・・
彼女は救われたか捕まったか ・・・
彷徨える愚者