最近観た映画は当たりがなかなか多い。
公開当時からずっと気になったいた「しあわせのパン」。
- しあわせのパン [DVD]/原田知世,大泉洋,森カンナ
- ¥5,040
- Amazon.co.jp
大泉洋ちゃんの大ファンなのでただ気になってました。
しかし、パッケージの雰囲気で「かもめ食堂」とか「めがね」系統の映画かも、と思ってなんとなくレンタル開始してからも観てませんでした。。。。
が!!!!!!!
観てみると、ぜんっぜんっ違いました。
ほっこりすることには変わりはありません。
ただ人間模様の映し出し方が深い。
原田知世さんと洋ちゃんが北海道月浦で経営するカフェ「マーニ」に訪れるさまざまな人たちを四季を通して描いたドラマなんですが、安っぽく、薄っぺらい人間ドラマでなくてすごく人間の深いところまでちゃんと映し出せてる。ナレーションの使いかたがとてもうまく、セリフを人物に言わせるのではなく、時間がたったシーンで効果的にナレーションで入れたりしていて逆にそれが胸に響く。
ドキュメンタリータッチだなと思ったら監督がNHKのトップランナーやドキュメンタリーを手がけた三島有紀子さんという女性でした。これで納得。
海外だとスザンネ・ビア監督とかそうなんだけど女性監督が手がける作品はやはりメッセージが突き刺さるしリアリティがあると思う。
人は乾杯の数だけしあわせになれる、と劇中でいうのですが、本当にそうだなって思います。
世の中綺麗事だけじゃわたっていけないけれど、おいしい食べ物とたくさんの仲間、そして楽しいお話、それだけでしあわせなんじゃないかなと。
劇中でなんどもパンをちぎって分けて食べるシーンがあるんだけど、それがすごく好き。
自分だけがおいしいものを食べるのではなくて仲間や家族と分け合う、簡単なことだけど、それってしあわせのおすそ分け。そのためにパンってああいう形態で作られたのかなとか考えた。
話は脱線するけど、魔法少女まどかマギカで杏子というキャラクターがよく「食うかい?」とりんごを差し出したりするんだけどそのシーンもすごくすきです。杏子というキャラクターのやさしさが滲み出てる。
そして、カンパーニュというとてもおいしいパンがあるのですが「仲間」という意味があるそうです。
花には花言葉があるようにパンにもパン言葉があるのかな。
友達がパン職人なんだけど、人をしあわせにできる技術があるなんてうらやましいな、ってこの映画を観て思った。そして焼きたてのかたーいパンを食べたくなった。
終わり方も最高、脚本すごいいいなぁ。エンディングの忌野清志郎さんと矢野顕子さんの「ひとつだけ」もいい歌だぁ、わたしにとってのマーニももう見つけれてるのかなぁなんて一人思いました。
おかあちゃんにDVD送ってやろう!


