一時期ベストセラーを連発していた小池龍之介という若い僧侶がいまして、もう10年近く前でしょうか、彼がまだ売れっ子になっていない頃に瞑想法を習ったことがあり、時々思い出したように自宅で瞑想をしてたのに、よく考えたら発症以来1回もやってません。

 

瞑想のやり方について語り始めると長くなるのでやめときますが、ものすごーく大雑把に説明すると「意識」を「消す」訓練なんですね。これが実に気持ち良くて、心身ともにリラックスできるんですよ。怒り、苛立ち、不安、悲しみ、そういうネガティブな感情のひとつひとつがゆっくりと消え去り、感情だけでなく「痛い」とか「痒い」とか「寒い」とかいう身体的な意識も消し飛ばす。嘘でも何でもなくて腰痛くらいなら一発で治ります。いやいや、ホントに。

 

負の意識が消えていくと座禅を組んだままの状態が心地よくなり、最初は足がしびれて苦痛でしかなかったのに、気持ち良過ぎて姿勢を崩すのがもったいなくなるんですね。5時間や6時間、ずっと動かずにいられます。上手くいかない時もありますが。

 

血糖値とストレスの関係性を思えば、こいつをやってみない手はないな、と今になってようやく思い出した次第であります。

 

まあこの1年、とにかくインスリンによるコントロールを体得することだけで精一杯だったわけで、少しは余裕も出来てきたこの時期、「心のコントロール」も試してみたい。血糖値を上げる原因となりそうな「意識」を消していくことで、某かの効果が期待できるのかどうか。

 

もちろん他に様々な要因があるので、因果関係を数値化できるほどのデータがそう簡単に蓄積されるわけないとは思ってますが、ここは現象論的に自分なりの「正解」を導き出せればそれで良しです。

 

 

詳しい瞑想法はたぶんここに書いてあるようです。読んでないけど