エンジュ様
エンジュは、生まれたときから、ほぼ殺戮の神。
古代中国の超上下関係の中、天が命じた者を人神問わずあっさりあっさり殺してきた。
戦乱の中で、兵に混じって殺戮したこともある。
屍ひしめく大地で突っ立って、じっとただ死を感じたりするのが好きだった。
周の時代には、宮廷に植えられ、偉い人はその傍に座る慣例となった。
魔から身を守られると信じた。
エンジュは、だんだんと、殺戮よりも、相手を弄んでその様を見るのが好きになり、
やがて、殺すより活かすほうが好きになってくる。
たとえば、屍の山でケガレを吸収しつつ、わずかに息があるやつを見つけて、指先から水分を湧かせて、雫をそいつの顔に垂らす、と、そいつはもう助からない傷なのに、必死で水を飲もうとする。そして、それを見た他の生き残りも、集まってきて、水を奪い合って飲もうともがきながら、結局は息絶えていく・・・
そんな様を、ただ観察したりしていた。

古代中国の超上下関係の中、天が命じた者を人神問わずあっさりあっさり殺してきた。
戦乱の中で、兵に混じって殺戮したこともある。
屍ひしめく大地で突っ立って、じっとただ死を感じたりするのが好きだった。
周の時代には、宮廷に植えられ、偉い人はその傍に座る慣例となった。
魔から身を守られると信じた。
エンジュは、だんだんと、殺戮よりも、相手を弄んでその様を見るのが好きになり、
やがて、殺すより活かすほうが好きになってくる。
たとえば、屍の山でケガレを吸収しつつ、わずかに息があるやつを見つけて、指先から水分を湧かせて、雫をそいつの顔に垂らす、と、そいつはもう助からない傷なのに、必死で水を飲もうとする。そして、それを見た他の生き残りも、集まってきて、水を奪い合って飲もうともがきながら、結局は息絶えていく・・・
そんな様を、ただ観察したりしていた。
