昔のことを最近ふと思い出す。


初めて社会人になった時。


人員入れ替えの為、小さな会社ながらも新入社員だらけの環境だった。


それだけ聞けば楽しそうなイメージがあると思うが、意外に過酷な状況だった。


実は先輩方は私達が入社した時は既にほぼ全員の退職が決まっていて、私達は入社して1日でおおよその仕事を覚えなくてはならなかった。


だから特に皆団結してた。
私達は仲が良すぎた。


カラオケやボーリング、居酒屋や海、遊園地、買い物まで、いつも大体全員で過ごした。


私生活も仕事でも、いつも、いつも一緒。


そう。あのことがなければ…


同期の中に、ひとりちょっと悪っぽい男子がいた。


私的印象ではただのチャラ男。


だけどある女子2人がチャラ男を巡って恋バトルをし出した。


しかもそのチャラ男クンはとんでもない勘違い野郎で、女子は皆自分の方を向いちゃってると思ってたらしく、アルバイトにもパートのおばちゃんにも手を出す出す…。


職場の雰囲気は一気に険悪になっていく。


そして女子2人は相変わらずバトル模様。


そうこうするうち、社長が訳の分からないことを言い出した。


入社当時私は、学生の頃から付き合っていた歳上の(社会人の)彼氏がいた。


他のメンバーは皆たまたま彼、彼女と別れていた為、フリーの人ばかり。


それをいいことに、このゴチャゴチャした空気を私が恋愛光線を出したせいだと言い出した。


こちらはたまったモンじゃない。



実はその頃、社会人の彼氏とは色々あって別れていた。


社長からの難癖や精神的圧迫に加え、バラバラになった皆のまとめ役を命ぜられたりと色々あり、堪えきれなくなった私は会社を退職した。


それがまた悪く作用してしまい、そこから1年間、退職ラッシュ。


結局努力家の男子ひとりと、支社に居た責任者の先輩男子、パートのおばちゃん数人を残し、他の全員が退職。


最後までまとまることはなかった。



今その会社は潰れて、もうない。


同期だったメンバーもそれぞれの道を歩いている。


あまりいいとは言えない思い出だけど、あの出来事で学んだことは沢山あった。


人付き合いの間合いも分かるようになったし。


今から思うと、いい社会人へのスタートだったな(笑)