前回のブログ写真のしゃがんでる女の子はシャネルちゃんで地元最高という漫画の主人公です。
貧困、薬物、暴力を描くつらくやるせない漫画です。
一巻の表紙にあるシャネルちゃんが路上で薬物を販売している絵のパクリ画でした。
そして前回に保留にした漢方薬について考えてみる。
シャキッとする薬が無いので漢方薬で補うのはどうかと思っているのだが、これ以上薬を増やしてもいかがなものかと。
だが、レンビマのおかげで限度額を突破しているので薬を増やしても支払い額が変わらないのだからよいかとも。
漢方薬ががんの増殖を抑えてくれるなどは1mmも思っていないが、治療薬の副作用を軽減するために病院で処方されているのは事実である。
副反応の口内炎に対しては半夏瀉心湯が処方され、抗がん剤によるしびれの緩和には牛車腎気丸。
便秘には大建中湯、下痢には半夏瀉心湯。
腹部膨満感には大建中湯、吐き気や食思不振には六君子湯。
倦怠感には補中益気湯、十全大補湯、人参養栄湯の補剤が処方されるらしい。
症状からは補材からの3択になるのだがどれがよいのかとそれぞれの効能について調べてみると、
補中益気湯:夏やせ、病後の体力増強、結核症、食欲不振、胃下垂、感冒、痔、脱肛、子宮下垂、陰萎、半身不随、多汗症
十全大補湯:病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血
人参養栄湯:病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血
前回は補中益気湯だったが効能が色々ありすぎるし子宮は無いので却下して倦怠感に加えて指先やつま先が冷たくなるので十全大補湯か人参養栄湯になるかと。
効能が同じで違いは何かと調べるとほぼ同じで人参養栄湯が気道と脳機能分がプラスされているらしい。
まだ認知機能は低下していないつもりなので十全大補湯で決まり。
次回の診療時に48ツムラ十全大補湯をリクエストしてみる。
でも何か本筋を見失っているような感じがする。