.たとえば、そこにあった安定は悲しくなるくらい不変的で、きっと何かが少し違っていて、悲しいけど、それが現実世界。 もうしばらくの間、身体の真ん中におっきな針が突き刺さって抜けないよ。 そのまま進めるはずなんてないけど、僕が壊れてしまいそうで、消えてしまいそうでした。 もし一番大切なものが無くなったら、僕にはなにも残らない。そのことが怖かった。ただそれだけのことだった。僕は弱い。