今回はホイール貫通において自分が大切にしてる考え方を書きたいと思います。



ホイールの何ミリかを貫通させるだけの過程ですが…

タイヤを削って精度を出すのと同じくらい大事だと考えてます。


内容としては、

どうして重要なのか

②どのドリル径を使うか

③道具の精度に関して

(ポテンシャルレーシングのホイールピアッサーについて)

④ホイールの見極め方について


書きたいと思いますので良かったら見て下さい!

長くなりそうなので4回に分けようと思います。


今回は①です。


 どうして重要なのか


もし、貫通が真っ直ぐできてなくて斜めになっていたら?

ホイールの回転はブレやすくなると思います。


もしブレてるホイールで最終的にタイヤが綺麗に削れたとしても、タイヤの重量バランスはバラバラになってしまいます。


タイヤに厚い部分薄い部分ができて回転全体としてはバランスが悪くなると思います。



下のタイヤは、ホイールからできるだけバランスが良くなるように作っているので、なかなかの精度で作れていると思われます。



もしこの貫通がズレてしまったら。

黄色いラインのように厚い部分と薄い部分ができてしまいます。


なので僕は貫通する時

センターをできるだけ捉える事

垂直に真っ直ぐ貫通させる事

この2つがすごく大事だと思うのです。


でもこれがとても大変です。

フリーハンドでやるとまぁ上手くいかないです。

そこで色々な道具が必要になってきます。


そもそもホイールは個体差があるのでセンターを捉える事は不可能です。


自分にできる事は、六角の形を壊さないようにして真っ直ぐ六角で貫通させる事



ホイール貫通がうまく出来ないといいホイールをダメにしてしまう可能性もあります。


逆に言えばうまく貫通出来れば使えるホイールを増やす事も出来るし、気合を入れて更に高精度なものも選べるようになるはずです!



たった何ミリかの貫通の加工ですが僕はすごく重要視しています。

次回は使うドリルの考え方についてです!
ありがとうございました!