わがクリニックは開業から10年くらいですが、

その頃と今と比べて、時代が変わったなあと、思うことのひとつに、

宣伝 があります。


地域性も大きいと思いますが…。


トカイナカ、住宅地、親の代から住んでいる、

そんなところ。

開業当時の宣伝で、現在ではおこなっていないものに

校区の地図

回覧板

電話帳

ゼンリンの地図

等があります。


そして、ずっと続けているもの、

道中の野立て看板 数はほぼ変わらず

地元のお祭りの寄付の広告

程度かな。お祭りは広告としては考えてはいませんが一応出してますので。


かたちが変わりながら続けているものは

SNS

かな…。

我ら夫婦は、ちょこっと ここには弱いです。

クリニックのフェイブックはありますが、インスタやってません。

ホームページは、医師夫こだわりのものが開業当時から存在します。


オファーというか、勧誘は、もう、それはそれは、いろいろと。

バス停含めたバス広告。

『老人クラブ』なるものの寄付広告。

デジタル広告。

電話での勧誘も、あの手この手で 事務さんの遮断を乗り越えて、医師夫や私まで届くものも。

(私まで来ると、ちょっとあちらがかわいそうなくらいの塩対応です)

一方的なファックスは日本全国から送られてきます。

どれも相手していたら、もうきりがない。

カネズルとしか見られてない。




アナログ色の強めの医療でも、ほんのちょっとずつ、時代の賜物を取り入れています。


診療報酬改定も、そっち方面に厳しくなってきてますし。


開業当時は未だ珍しかった、現金以外の決済、それなりに増えたようです。


因みにわがクリニックは、スクエアなので、たいてい何でも使えます。


でもなかなか、人件費減らすまでのところにはたどり着かないのが現状でしょうか…?

受付対応できる、ファミレスにあるようなロボットになっていくのかな?

自分のスマホで、受付→問診→呼び出し→スマホ決済→電子処方箋発行→次回予約

 みたいになったら、半分以下に出来る人件費、夢のよう…。


いやいや、ワンマンおじいちゃん医師のクリニック等、昭和の遺物みたいなところもまだまだあるし。

所詮は、中小企業どころか、小規模企業ですからね、致し方なしかな。

まだまだ先の夢の話、ですね。


それでも、ハードも、ソフトも、人間も、

それなりに時代にしがみついてやっていきたいなあと思うのでした。


『スマホ予約・問診、できますよ』みたいな70代以降の方々、たまにいますけど、

格好いいなって思いますね。