毎年4月は定期昇給の月です。


例年であれば、我がクリニックの決まりの通りに賃上げを考えます。

(決まりというか、はっきりとした決まりはないので

       鶴のひと声、鶴の気分次第)


会計士さんのおっしゃることを参考にしながらやってきました。

医療機関、私たちの周りのクリニックの中では、

多分、中の中、から、中のやや上

くらいが、我がクリニックのお給料のようです。

時間外がほぼないので、家庭を持つかたは働きやすいかと思います。


でも今年は、我がクリニックの決まりというより、

厚生労働省の仰るように賃上げを考えなくてはなりません。


ベースアップ評価料


これを算定するために、その用件を満たすように…。


★最新のデータでは、

ベースアップ評価料を算定するところは半分くらいだそうです。★



我がクリニックはベースアップ評価料は 1 のみです。

2には該当しませんでした。


そのための賃上げは…

2.5%の 賃上げ をしなくてはなりません。


定期昇給も含めての2.5%。


ベースアップ評価料の算定は6月から。

だから、6月からでも良いようですが、


私たち夫婦は、厚生労働省を

信用していません。


なぜなら、コロナ以降、様々な補助金申請がありましたが、

ちょくちょく、却下されてきたからです。

ものすごおく、面倒な申請を一生懸命して、そのためにかなりの手間かけたのに、

却下。


つい最近、却下された例です。

発熱を診る所の、発熱患者対応の消耗品代の補助申請です。

県の申請でした。

マスク、手袋、フェイスシールド など。

その代金を 補助していただけるというものでした。

めっちゃくちゃ 面倒な申請です。

厚生労働省のこういう申請は、

何が何でも、申請を諦めさせよう

的な意図があるとしか思えないような複雑でわかりにくさ。

でも、ほんの数万円でも補助して貰えるなら、と、医師夫とふたりで頑張った。

ホントに、ほんの2〜3万円です。

でも、却下。

理由は、

在庫あるじゃない、だったら補助は出しません。

だと。

(現在の在庫数を記載する欄がありました)


今在庫あるから却下って、

今までも、これからも発熱患者対応していくのに。

在庫なしで、発熱を診る体制とるわけないじゃん…。

丸裸で 発熱に立ち向かえって、こと?


意味分からん。


だから、ベースアップ評価料の後から来る実績報告

非常に 要注意

だと思います。

2.5%に、ほんのちょっとでも届いていなかったら、

きっと

評価料算定は対象外になる。

医師夫と私は、懲りているので、

きーっかりと、やっていきます。


……算定しないと言うところが半分もあるのも頷けます。

いたい目、みましたね

厚生労働省、信じてませんね

的な…。

実際、2年目の後に、はしごを外す可能性もあります。

我がクリニックは、ベースアップ評価料については、

その分スタッフにきっちり還元してますよ、ということ伝えた上で出します。

逆に言うと、2年後以降、算定できなければその分なくなるかも、と、伝えていきます。



上手い言葉にだまされないで。


さんざん やられてきた私たちからの、アドバイスです。