先日、医師夫とともに、オンラインでの診療報酬改定のセミナー、受けました。
専業コンサルタントの方の具体的な説明。一時間くらい。

良くわからないこともありますが、
コンサルタントの方の言っていたひと言、
『厚生労働省は、本気でDXをすすめようとしている』
と言う言葉が印象的で、聞いてみてまさにその通りだと思いました。

まだ改定内容を知らない医療従事者の方に一言で使えようとするなら、
私はこんな言葉を使います。

『後期高齢医師の時代遅れな医院を潰しにかかってる』 
と。

いろいろありますが、シンプルに言うと、
かなり求められるDX対応すれば総合点数は上がるでしょうが、しなければだだ下がりの改定。
となっています。

…医療の分野って、恐ろしいくらいにアナログですよね。
今どき、支払いは現金のみも決して珍しくない。
予約台帳、手書きの診察券、ホームページすらないところもわりとある。
紹介状は郵送または持参、紙カルテ併用、レセコンのみ。
カセッテをガッシャンしているレントゲン。
入り口で靴脱いでスリッパ履かされる不快感。
金属の舌圧子が青と茶色と白の瓶に浸かっていたり。
  最後の方はホントに古いところだけですが。
どうしてこうなのかって?
DX化どころか、PCすら対応できないような後期高齢者医師がふんぞり返っている医院が大きな顔しているからですよ。
パーパー個人の見解です。パーパー

さあこれで、今までも言われていたけれどお金かかるからと取り入れてなかったシステム、仕方がないから入れようと、業者に依頼殺到。
でも、業者は、人手不足、器材不足でなかなか対応できず。年単位の遅れとかも…。
結果として間に合わない。


……これって、マイナ保険証の導入のときに経験したことですね。

我がクリニックは、幸いなことに医師夫がこういうのわりと好き。
というか、かなり好き。
早めに入れると補助金が出たりするものもありましたよね。
そういうときにすかさず導入。
電子処方箋も、スタンバイ完了状態。
オンライン診療、既にやってる。
CTデータのオンラインでの転送、相手方が対応可能ならそちらでリアルタイムで。
ほかにも、設定を変えるだけで既に対応できることが多い。

正直、今まで、
そんなところに余分にお金かけなくても…的に見ていたことがたくさんありましたが、
やっと、日の目を見るところになれたわけです。


とにかく今回の診療報酬改定は、大きくて、キツい。

まだまだ言いたいことは、ありますので今後に。