前回のブログは今回の伏線みたいなものかもです。



しばらく前にみえた初診の一見さん。

確か、咳が止まらない、スッキリしない、違和感が残る、みたいな症状で、いくつもの医院を渡り歩いていた人。

らしい、本人が言うには。


電話予約のときから、やな感じだったらしい。


あ〜、ハイハイ、あなたに言ってもあなたじゃダメだから、直接診察で言うわ。とにかくあなたは予約だけ取ってくれれば良いのよ。


と、事務さんへの態度はこんな感じで…。

しっかりと、事務さんから診察室には事前に伝えられました。


どんな面倒なのが来るのやら…診察室は憂鬱になります。


そして、やってきました。50代女性、全体的にシャープな感じのお方。

アタシ、分かってます、的な態度。

おでこ上に眼鏡がサングラス置いていそうな雰囲気。

(実際にはやってなかっだけど、そんなイメージです)

仕事はしてなさそう。ネットとかで、情報集めて玄人風を醸し出してるのかな?

問診をお願いしても、こんなもんww なのかな?すごくテキトーに書いてある。


こういう人は、とりあえず保険証確認。

素性を探れる場合もありますので。

しかしこの人は、ともかく医療従事者ではなさそう。

(どこかの会社の被保険者の家族でした)


診察になりました。

問診に簡単に書いてある症状を言います。

他院でもらった薬などについても伝えます。

(薬の名前ではなくて成分名で言う)←いかにもですね。

その言い方がね、特徴的で、

医療従事者ではないけれど、まるっきり素人でもない感じを醸し出す。

症状とかについて聞いても、ちょっと小馬鹿にするみたいな反応。

どこに行っても、同じようなことしか聞けないのね。みたいな。

あのヒトの胸の内を、マンガの吹き出し風に付けるとしたら…


『どこの医者も、似たり寄ったりしか言えないのね。

私のこの症状を治せないのね、なんて腕の悪い医者ばかりなのかしら。

私が医者にでもなった方がよっぽど治せるわ。』


……かな。


面倒くさそうだから、差し障りのないことしか言わない医師夫。

『症状に合わせた薬を出しておきますね』と言ってお引き取りしてもらう。


そして、会計して、処方箋をみて、その後のその人の態度。


会計窓口で、処方箋をみて、鼻で笑って、処方箋指でパチンと叩いて、捨てて帰ったそうです。


勿論、その後は来ない。

たぶん彼女に言わせると、

ここも、他と同じで、ダメ医者認定、でしょうね。


二度と来なくていいから。


あなたには、医療ではなくて、呪術とか気とか、そういうのがお似合い。


こういう、良くならないからってあちこちに行く人に言いたい。


それって、お金、無駄にしてるだけだから。


良くならないなら、少なくとももう一度診察して、良くならないと伝えるのが正しい方法だと思うのです。

良くならないなら、違う原因を探ることになったりする。

でも、初診の人に、そういうことはしにくい。

初診で来る人の他の医院の診察の情報とか、鵜呑みにしにくいから。

そこが、分かってもらえないみたいですね。


この前の薬、効かなかったよって、言いにくいのかな?

でも、そんなことで怒るような医者は、昭和にはいても令和にはいないと思うので。

安心して言いましょう。


あと、面倒くさそうな雰囲気出すと、面倒は避けたい対応しかされないので。

ここ、要注意 ですよ。