昨年、ブログで学校検診についていくつかブログに書き込みをしました。
そして今年は、文部科学省が、学校検診についての見解を示しました
児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した対応をおこなう。と。
そこには、私がブログで過去に問題にしたことが幾つか書かれています。
…報道がでたときは、もっと変わったかと思いましたが、意外と変わっていないか⁈
去年までの検診の実際と比べて改善された…?
ごく普通の当たり前の内容に見えますが…。
我がクリニックが担当する中学校では、
女子生徒はタンクトップ着用とされ、その下の下着はつけない。看護師がタンクトップをもち上げて聴診。
男子生徒は直前で上半身裸になって待機して聴診を受ける。
男女共、前の人の検診を見てはいけない、見えないところで待機。
これは、すでにプライバシーに配慮されていると見なすべきなのか⁈
ということは…ひょっとして、何も変わらないのかな?
最近、中学校から日程についての調整の打診がありました。が、
細かなことは何も言われていません。
多分学校は忙しくてそんなこと考えちゃいないのだろうと、推測。
学校と言うところは、
世間よりずっと遅れた対応をしたり、過去を踏襲することがとても好きな所だと、検診を通して感じています。
そして、先生方はとってもアナログ思考。
保健室の養護教諭、ちょくちょく変わりますが、日本語通じにくいことも多い。
だから、こっちから聞いてみようと思います。
『この辺りについてのプライバシー配慮はどうなってますか?』
『ジェンダー配慮はどうなっていますか?』って。
言いたいことが山ほどある、学校検診。
だが、言っても変わらずに、変わっても次年度には元に戻ったりしている学校検診。
オワコン的な義務教育行事。