10月からは忙しい

インフルエンザワクチンの時期です。
コロナ前までは、毎年右肩上がりの接種人数でした。
コロナでいろいろなことが狂って、よく分からなくなっている経営状態。
頑張るだけです、まだまだ おっきなローンが残っています。
目標は3年の繰り上げ返済です。
子供費用も目処が付いたので
(支出はまだ半分程度しか済んでませんけれど)

今年は物価高による支出対策として、ワクチン接種は減りそうと予想。
特に、子供の接種。
致し方ない社会情勢、私だって同じ立場ならためらうかも。
ためらうだけで打ちますがね。

接種は既に始まっています。
小児科は標榜していない我がクリニックですが、子供のワクチン接種は生後2ヶ月からおこなっています。

見慣れた子、毎年の成長を見ることになります。
初めての子、涙ポロポロ流しながら診察室に入ってくる子、かわいい。

暴言 暴言 暴言
そして、大変なのが、暴れる子供。
慣れてますけどね。逃げまくって走り回る子とか、
暴言吐く子とか、
わりとあることです。

先日、凄かった。
歴代ナンバーワンかもという、暴言を吐かれました。
(基礎的なものがある子です。)
だから、声の大きさもハンパない。
耳元で叫ばれるので鼓膜が…。
こちらのなだめる声は完全にシャットアウトというか、興奮酷くてとても届かない。
もちろん、蹴る、殴りかかる、などもあります。
接種を諦めようかとも思ったけれど、お母さんは、どうしても! というので。
膝の上に抱っこで座らせて、3人がかりで押さえて、なんとかなんとか、接種終了。
その間も、その後のお母さんの接種の間も、暴言吐きまくり。
押さえ込んだ私、腕をかみつかれたら、あの興奮状態で手加減なんてなく噛みつかれたら、間違いなく流血、と、ゾッとしながら押さえてました。
(白鵬の肘のサポーター並みのゴツゴツバンテージ用意しとかないとな)

どこから聞いて知るのだろうかという暴言の数々。
『死んでしまえ、ク●野郎』
『地獄へ落ちろ、バ●野郎』
『殺●てやる、おまえなんか殺●てやる』
『F●CK YOU』まで、でたときはさすがにびっくり。
7歳女児ですので。誰が教えるの、どこで覚えたの、いったい‼
こんなのを、接種前からずっと、ずーっと、常識外れの大音量で叫んでいた。


終わったときは、私たち、放心状態になります。

『さすがにあれは心が折れた』というスタッフさんも。

私は、こういうのは全くノーダメージ。
てか、こんなもので傷つくなんて、場数が違うんだよ、的な気持ちです。

それよりなにより、
お母さんが心配になった。

納得しないと受け入れられない、発達障害の理解と対応に苦慮しているでしょうに。
今までいちばん酷い接種拒否だったようです。
とても良いお母さんでしたが、お母さんこそ、心が折れないか心配でした。
こんな叫びを、もし日常的に聞いているとしたら…。
社会でのサポートが不可欠と怖くなりました。

これは、さすがに特例ですが、
若干の暴言と、蹴る、たたくは、よくあること。

一年で、唯一、最も、暴言を受ける日々がまだ続きます。

鋼メンタルで  やってきます!