小さなクリニックの開業医の妻です。
子供が手を離れて、経費削減や繰り上げ返済のためにほぼフル勤務しています。
医療機関では、受診者の年齢がわかる。
え?見えないなぁ、と、感じる方もたくさん。
病が長いと外見にも響いてきたりします。
性格も刻まれてくる。
私が思うには、タバコと酒は老けさせる、これは間違いないです。
年上の方にたくさん出会うので、
『こんなかわいいおばあちゃんになりたいな』と思うこともしばしば。
こんな老夫婦になりたいな、という仲良しご夫婦もチラホラ、微笑ましい。
自分に近い年齢の患者さんも多い、そんなお年頃のアラフィフの私。
同年の方を見つけると、心の中でなんとなく自分と比較してしまう。
よしよし、勝ってる とか
あ、負けてるかも とか。
勝ち負けで考えるのは、そういう性格なのでしょうね。
相手の年齢を知らないときは、そのあたり図々しい私は
自分より5歳くらい年下の方を同じ年位かと思いがち。
同じ年の人は、5歳くらい年上だと思っていたりする。
自分の年齢を、いや、見た目を客観視できていないらしい。
誰でもそうなのかな?
きっとそうだ、私だけではないはず。
だから写真の加工とかするのだろうしね。
アプリで撮った瞬間に加工されてあたかもそのもののように勘違いしそうな昨今。
現実逃避できるというのは良いのか悪いのか。
少なく見積もっても、ルッキズム助長になることは間違いないでしょう。
客観視できない私、身体年齢は36歳と、オムロンのアプリが毎朝 慰めてくれる。
肌年齢も5歳は若いと出る。
脳トレでも10歳くらい若い。
だから、まあ、いくぶん図々しくても良いかな、なんて思ったり。
そもそも、うちのクリニックで働くスタッフさんたちのほうが、もっといろんな意味で遥かに図々しいしね。
お蔭様で私も、クリニックでは、嫁的位置から姑的立場に成長いたしましたし…。
私の図々しいなんて脳内だけのものだから かわいいもの、ということで。
あれ?結局、最後はちょっと愚痴になった?