小さなクリニックの開業医の妻です。
子供が手を離れて、経費削減や繰り上げ返済のためにほぼフル勤務しています。
一馬力 クリニックの危うさ
巷にたくさん存在するクリニック。
内科も 整形外科も 眼科も 耳鼻科も
医師免許取って、いきなり開業する人はいない。
万一いたら、それ素人同然だから。
病院での臨床経験を経て開業となります。
中でも、内科は最も幅広い知識と経験が必要とされます。
だから、夫に言わせると、
臨床経験10年未満で開業している内科医がいたら、未熟すぎて怖い。
それゆえ、たいていの開業している医師の年代は
開業時で、40から45歳くらいが最も多いかと。
それより遅れると、ローンがきつくなりますね。
でも、この年齢って、何らかの病気を発病することが多くなる年齢なのです。
それでもって、地方の開業となれば、たいてい医師ひとりの規模のクリニック。
多分ね、はっきり言いましょう。
持病のない開業医の方が少ないかも。
健康問題をかかえながら、人には健康相談しているのです。
その医師に、何かあれば、すぐに経営に影響が出ます。
他の人では、医師でなければ、何も出来ない。
そんな危うさを抱えての、開業。
私は、常に、そのリスクを考えている。
こわい。
普通でない規模のローンです。
少し前に、夫の3歳くらい上の開業クリニックが閉院した。
院長は同時に療養生活に入ったと聞いている。
こわい。