小さなクリニック開業医の妻です。

子供が手を離れて、経費削減や繰り上げ返済のためにほぼフル勤務しています。


子供たちが自宅から巣立ったのを機にスタッフ一人分の仕事をしています。時間外の雑用とか含めれば一人分以上ですね。経費削減・繰り上げ返済をひとり合い言葉に仕事に邁進しております。「ローンが終わったらバーキンバーキン」と呪文を唱えたりもしています。


今は単なる独り言ですので。


一見は和やかに見える仕事の様子。いや、だいたいは和やかなんですけどね、見た目はね。

皆さん気を遣ってくださっていると思いますので。勿論私も、いちスタッフとしてやるべき仕事は率先してやっています。担当が決まっていないウイークリーやマンスリーのルーティン、忘れないように気をつけています。


だいたい、私がほんのちょっとでも手を抜いたら、右にならえになること間違いないでしょう、その後ずっと。

楽な方に逃げるその足は、早いですね、だれもが ですね、私も含めて。



ホントに、普段  和やかですよ、普段は。一見は。


そんな関係の人が、とある日を境に豹変し、最終的には弁護士さんを挟むことになったという経験がありますので、和やかな関係というのは刹那のものであると常に思っています。



でも、本当に普段は、たいていの人とは穏やかに和やかに過ごせています。

手の空いたときには雑談なんかしています。

季節の話題、地元の話題、取引先の人の事など。雑談から得られる大切な情報もありますので、雑談はムダとか、そうは思ったりはしません。

ただし、他のスタッフを話題に出すことは禁忌にしています、トラブルの元ですのでね。


話が弾むには、相手のことを聞くのが良いと思いますが、それもまた難しいかも間柄だったりしますので、話題のチョイスも気を遣います。

年齢の離れたスタッフからは、話しかけられることが苦手そうな反応をされがちですから

(まだまだ未熟ですね、ここを上手にやりこなせないと出世できないわよ、とか思って見ています)、

こちらからは必要以上には話しかけないかな。

年齢の近いスタッフとは、子育てのこととかいろいろ話す機会もよくあります。


そんな(表向きには)雑談をするような仲になると、時々 ポロッと 本音が見えたりすることも。


あとから、しまったぁ、と言う雰囲気が漂います。


ん⁈  と思うこともありますが、まぁ、その場は気まずいけど  たいしたことではないので、

私は、聞こえないふりとか、気付いていないふりとか、してますね。

アラワタシ  ナンテヤサシイノカシラ





そんなぽろっと、な一言



「休憩室に置いてあるのをちょっと持ち帰ろうかと思って」


私ではない医療事務さんふたりの会話を横で聞いています。

ジップロックみたいな袋がちょっとだけいるんだけど、家には置いていないから、という会話の続きです。

備品の持ち帰りですね。多少はあるかと思っていたりしますが、聞こえてしまうと気分は良くないですね。

その袋は開業の時に休憩室に置いたものですが、以後は補充していません。




「まあ、いざとなったらここにあるから」


これも、備品とかの話。

状況は、上と同じようなものです。




「私たちの休憩がなくなるから」


休憩時間に言うなら、仕事でないときに言うなら問題ない言葉。

仕事の時間内に、頼まれごとのようなことをされたときの言葉。

休憩は、勤務時間外に思う存分好きなだけどうぞ、です。


(これはちょっと、後日談としてブログにあげるつもりです)




他にも

お給料が安いから、系の発言は 数多に 随所に 耳にします。

一緒に話していると、うっかり内容がそういう方向になっていくんですよね。

仕方がない、だってね、きっと本当だから。

地域の同じような環境の医院と比べれば、ごく普通ですが、その普通は決して多くない。


保険医療機関、働く皆様のお給料は、概ね厚生労働省に牛耳られておりますので、苦言はそちらにどうぞ、

と言うことで。

m(_ _)m  m(_ _)m