3つ子の魂百まで、とはよく言ったもので
幼い頃からの身に付いた習慣というのは
なかなか変えられるものではありません。
変えたほうが良いこと
変えなくてもやっていけること
相手に合わせないと辛いこと
合わせなければやってられないこと。
種類や内容は様々ですが、私にはどーしても解せない
ダンナの家(要するに我が家だ)の習慣が、あるんです。
それは何かと申しますと。
一日中、電気をつけっぱなしにすること。
エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
トイレも洗面所も廊下も階段も、部屋の電気もテレビも
とにかく消さない。
もったいないおばけが出そうやで。
ワンガリ・マータイさん(知ってる?)に怒られるで。
最新家電みたいに待機電力が要らないとか
節電モードがあるとかならともかく
なんでつけっぱなしにするのか。
そして、それで平気なのか。
小さい頃から、別にエコとか節電とか関係なく
使わない部屋の電気は消す
というのが当たり前の家庭で育ったわたし。
トイレの電気つけっぱにしようものなら
すぐさま父に呼び出しくらうよ。
最初、信じられんかったもんね。
だぁーれも入ってないトイレの灯りが煌々と・・・
えっなんで?消しとこう。
そしたら更に信じられん一言を聞いたよ!
「つけたまんまでええねん。つけたり消したりしすぎると
電球がもったいない」
ななな、(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!
いやいや、あのね、一日24時間のうちでしかも暗くなってから
どれほどトイレに篭っている時間があると・・・?
細かい計算とかはわからんが、電球にかかるコストと
家中一日中電気つけっぱなしの電気代と
どっちがもったいないかなんて
火を見るより明らかやと思いマス。
最初はほんと、イライラしたもんですよ。
どこもかしこも一晩中、つきっぱなしの電気を見て
何だかムカムカして
いちいち消してまわったりもしてました。
小さい頃からの習慣だからね、しょうがない。
消すな、て言われても消しちゃいます。
消すのが当たり前なんだもん。
つけっぱなしにする意味が、わからんもんね。
でもだんだん疲れてきてさ、
私一人が必死になって消したところで
他のみんなが気をつける気がないなら無駄なのでは、
と思うようになってきた。
ああ、負けそう。
ここで負けたら敵の思うつぼだ!
初志貫徹!消し魔になりきるのだ!
と誰かが応援してくれるでもないのでね。
気が付いた時だけ、消すようにしてます。
長いものには巻かれろって、こういうこと?