そうです。

 

今日ちょうど解いたからです。

 

 

 

大問1 小問集合

 

問1 

岩石に関する問題。

 

火成岩と火山岩をごっちゃにする子がたまにいるので気を付けて。

火山岩と深成岩についてはそれぞれの特徴を整理して覚えること。

 

 

問2

消化に関する問題。

 

これは・・・大丈夫だね。

 

 

問3

状態変化に関する問題。

 

沸騰と蒸発の違い、沸騰と沸点の違いなんかは正しく押さえておいてね。

 

 

問4

オームの法則。

 

計算は苦手だからと完全に捨てる子もいるけど、

大問1に出てくる計算は小学校レベルの計算だから、

公式だけは覚えておくといいよ。

 

 

問5

地層に関する問題。

 

示相化石と示準化石の違い。

サンゴ、シジミ、ブナなどの生物が生息する環境、

古生代、中生代、新生代に生息した生物をそれぞれ整理しておくこと。

 

 

問6

人体に関する問題。

 

血液の循環は自ら図を書けるようにしておこう。

どこに動脈血、静脈血が流れているかまできちんと把握しておくように。

 

 

問7

化学反応に関する問題。

 

問題文が若干長いけど、難しい問題ではなかったね。

硫化鉄+塩酸→硫化水素は覚えておいてね。

 

 

問8

力学に関する問題。

 

力の三要素。問題ないかな?

 

 

大問1。いつも通り基礎問題ばかりだ。1問も落とさないように。

 

 

大問2 天気(中2地学)

 

問1

雲の名前に関する問題。

 

雲の名前は意外と抜けている子が多いから、間違えた子はしっかり確認を。

 

 

問2 

寒気と暖気に関する問題。

 

前線面の形の仕組みを理解していれば解ける問題だ。

天気は常に2つの要素を対応させて覚えていくといいね。

 

 

問3

前線の名前を答える問題。

 

ボーナス問題だね。これはどのレベルの学校に行く子も絶対に外せない問題だ。

 

 

問4

天気図記号を図示する問題。

 

これも問3と同じく必ず正解したいね。

 

 

問5

飽和水蒸気量に関する問題。

 

飽和水蒸気量と露点の問題は苦手とする子が多いんだけど、

今回のようなグラフから読み取ってちょこっと計算するレベルの問題は

しっかり取れるようにしておいてほしい。

 

 

問6

前線が通り過ぎた後の天気に関する問題。

 

問2のときも書いたけれど、

寒冷前線が通り過ぎた後の天気の特徴、

温暖前線が通り過ぎた後の天気の特徴、

それぞれ対応させて理解しながら覚えていこうね。

 

 

大問2。今回は複雑な計算もなかったから、上位校を狙う子は全問正解がマストだね。

 

 

大問3 植物(中1~中2生物)

 

問1

顕微鏡に関する問題。

 

顕微鏡はパーツの名前、使い方、注意点、倍率計算など覚えることが多いから、
1度ちゃんと時間を取って確認をしておくことをオススメするよ。

 

 

問2

ヨウ素デンプン反応に関する問題。

 

なぜエタノールにつけるのか、なぜエタノールはお湯で温めるのか。

そういった所まで確認をしておくことが大切だよ。

きちんと記述できるようにね。

 

問3、問4、問5

対照実験に関する問題。

 

光合成の対照実験は頻出だから、必ず取り組んでおこう。

事前知識だけで解くと、実験から分からないことまで答えてしまう危険性があるから気を付けて。

 

 

問6

酸素の特徴を答える問題。

 

光合成で発生した酸素の特徴を答えさせるという生物と化学の融合問題だね。

気体の特徴は表を使って全て覚えておこうね。

穴埋めではなく自分で表がかけるようになるのが理想かな。

 

 

大問3。対照実験に慣れていれば簡単な問題だったね。

トップ校を狙う子なら大問1~大問3まではノーミスで行きたい。

 

 

大問4 化学反応と質量に関する問題。(中1~中2化学)

 

問1

炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの特徴に関する問題。

 

ここは学校でもかるーく触れて次に行ってしまうケースも多いから、

確認を怠らないように。

 

 

問2

炭酸水素ナトリウムと塩酸の反応に関する問題。

 

炭酸水素ナトリウム+塩酸→塩化ナトリウム+水+二酸化炭素。

それぞれの化学式は問題ないかな?

 

 

問3

質量保存の法則の名称と成り立つ理由に関する問題。

 

やっぱり名称だけでなく、きちんと理由まで押さえておくことが大切だね。

今回は選択肢だけれど記述で出る可能性もあるから、

きちんと記述できるようにしておくこと。

 

 

問4

表から反応の段階を読み取る問題。

 

これは簡単だね。何度も書いているけれど、

数字をみて瞬時に拒否反応を示すのは本当にもったいないよ。

 

 

問5

塩酸と炭酸水素ナトリウムの反応で発生する気体の量を計算する問題。

 

これは本当に計算が必要。きちんと考えないと解けないね。

問題自体は比を使えば解けてしまう学校ワークの章末問題レベルなんだけど、

偏差値60~65程度が目標の子であれば飛ばしてしまってもいいかもしれない。

 

 

大問4。完答できると上位校争いにおいても1歩リードできる大問だね。

 

 

大問5 光に関する問題(中1物理)

 

 

問1

光の屈折に関連する現象を答える問題。

 

これは問題ないね。

コインが入ったカップは屈折の作図でもよく出てくるはずだからね。

 

 

問2

屈折角を求める問題。

 

うーん。なかなか難しいね。

特に具体的な答えを求めるのではなく、

それに近い答えを求める問題なのが厄介。

これは間違えた子も多いんじゃないかな?

 

 

問3

全反射の名称とその用途を答える問題。

 

大問5に難しい問題が多いからこそ、

必ずこういう暗記で乗り越えられるものは得点しておきたいね。

 

 

問4

屈折光を作図する問題。

 

これは意外と簡単。

与えられた図に実際に書き込んで試してみればわかったと思うよ。

数学、理科共に作図をサボらないことが大切。

 

問5

屈折の条件に合ったガラスの位置を計算する問題。

 

個人的に今回の北辰テストで1番難しい問題だと思う。

作図と計算の組み合わせなので手を付けなかった子も多いと思うな。

御三家、地域トップ校を狙う子以外は飛ばす選択もありだと思う。

 

大問5。今回の北辰においては、圧倒的に難しい大問だった。

2ミスくらいに収まれば上出来だと思う。

 

 

総評。

 

例年通り大問4の最後と大問5が難しかったね。

 

大問1~大問3で1ミス、大問4の問5、大問5の問2、問5を落としたとすると

 

84点。偏差値は・・・73.7

 

うん。最難関校含め公立の理社は基礎が全てだね。