勝とうとしなきゃ勝てないよ | 双極性ジェットコースター

双極性ジェットコースター

双極性障害Ⅱ型
通院歴10年
手帳2級
年金2級
障害者枠で就労中

前から引っかかっていたことがある。
いつの日のことだかはっきり
は思い出せないが…
今のチームの監督から「ウチのチームは、
勝ちたいチームなんですよ」と
聞かされた事があった。
なんでそんなに他人行儀な
言葉遣いなのかというと、
僕がまだ今のチームに移る前に
聞いた言葉だからだ。
僕はそれは大切な事だと思った。と、同時に
こうも思った「それは監督が勝たせたいだけで
メンバー(選手たち)は実際どうなんだろう?」
その頃、僕は前のチームに所属していて、
いずれどこかでこのチームと
対戦するかも知れないと思っていたから
そういう印象で、このチームを見ていた。
自分に問う。今回の関東大会、
勝とうとしだろうか?
勝ちたかったのは間違いない。
ベストではないけれど、ベターくらいは
尽くしたつもりでいる。
県大会はどうだったろうか??
もっと勝とうと思っていたし、
負けないと負けれないと思っていた。
そう言った意味で勝ちたい熱量や
本気になるタイミングが遅かったように思う。
いいわけは、いくらでも思い浮かぶ。
箱根の合宿の頃、今のモチベーションなら…
とか。もっと早く退院して足の調子が
良ければ…とか。でも、そんなのは、
関係ない。
「勝とうとしなきゃ勝てないよ。」
当たり前のことだ。
コレは僕の好きなハイキューの
烏野キャプテン澤村大地の名言だ。
物語では2人の澤村の同級生が、
この澤村の言葉を
胸にコートに立っている。
1人は中学時代は澤村の
チームメイトの常波高校の池尻くん。
もう1人は烏野女子バレー部の
キャプテン道宮さんに向けて言っている。
池尻くんの方は、おそらく
中3の頃の澤村を思い出して
「勝とうとしなきゃ勝てないよ」を
思い出して引用している。
つまり、澤村大地は高校3年間、
キャプテンとして
勝とうとしなきゃ勝てない
という当たり前のことを
実践して全国大会までいくという物語。
おそらく県大会ベスト4くらいの
実力のチームを全国大会ベスト4
くらいにもっていく。

ちなみに常波高校は烏野高校に
烏野高校女子バレー部は名門バレー部の高校に
ボッコボコに県予選で負ける。
それで彼や彼女の青春は終わりだ。
物語に何も影響ない負けだが、
彼らの価値(勝ち)や気持ちは
ものすごく意味がある。

まぁ、これは漫画の話だけど…

根本にある根っこの気持ちの話。
ここから初めよう。
ここからが僕のre:start。