放送日：1985年12月23日
12：サムライ、荒野の落日
黒ちゃん最後の回！😭
黒ちゃん髪短くなってる～
超電子バイオマンの
メイスン中田さんと
ブルーの大須賀さん出演！
慶応2年6月
第2次長州征伐で幕府は敗北。
その頃から江戸の町では
幕吏の手によって
その日その日を
やっと生きている下層民が
次々と捕えられ連行され始めた
これを人々は人狩りと呼んだ。
ぼてふりする隼太･･･
菜っ葉
葉っぱ
大根だよ
人参もあるよ
うーんと安くするからさ
誰か買っておくれよね
園田が･･･うぬ家族は、と。
いるわけないでしょ
ひとり口をしのぐのがやっと
あーもう腹減ったー
と、隼太。
園田は、おい来い。
どこへ、と、隼太。
越中島だ、と、園田。
越中島？えっ三度三度飯
食わしてくれるんですか？
行きましょ行きましょ
と、隼太。
小栗が･･･
よし止め、みんな立て
合戦で死にたくなかったら
この訓練で血の汗を流せ
幕府にとって何よりの
ほうこうとなるのだよいな。
休憩になって
隼太が声をかける
おめえもぼてふりだって
俺もだ、身内は？
女の子ひとりだ、3つになる。
かみさんは？と、隼太。
産後すぐに死んだよ
かよのやつひとりで
どうしてるかな
子供に会いてえ･･･。
ひでえもんだ
生木を裂かれるように
身内と裂かれた連中が
五万といるんだぜ
頭に伝えてくれ
ここの連中あまりにも
かわいそすぎるって
と、隼太。
うんでも兄ちゃんも
きよつけてね
と、トキ。
うなずく隼太。
トキ逃げろ、と、隼太。
鈴鹿のタカが
女飛脚屋か、と。
越中島訓練場の
一隅に建てられた仮小屋を
人々は民兵小屋とよんだ。
逃げようとする男に
鈴鹿のタカが男の目を斬る
連れ戻したって無駄だよ
もう目が見えないんだ、と。
甲賀の玄太夫は
逃げようとするやつは
こういうざまになる
よーく覚えとけ。
好きなところに逃げなよ
ほらほらほらほら
と、タカ。
園田が鉄砲を打つ。
隼太は園田から鉄砲を奪う。
動くなー逃げろ、と･･･
みんなを逃がした
来るなー、と、隼太。
影め、と、玄太夫。
このうつけ者
影ごときに翻弄された上
民兵まで脱走されるとは
なんたる失態
それでも甲賀の玄太夫か
かくなる上は手段を選ばぬ
甲賀の意地にかけても
影を全滅せい、と、道雪。
服部半蔵は切ってはならんぞ
あやつは4人には切らさん
このわしが切る、と、小栗。
飛脚姿で町を走るトキ。
鳥追い姿であとを追うタカ。
お蝶がかるたを投げる。
影だ何としてでもその女飛脚を
割り出さねばならんな、どうする
と、玄太夫。
タカは、片っ端から洗うんだね、と。
飛脚問屋をか、と、玄太夫。
そう、こういう時こそ
小栗の手下を使ったら、と、タカ。
べんり屋に小栗の手下が来る･･･。
この店に女飛脚がおろう、と、園田。
奴らうせました、と、隼太。
まだまだ油断は出来ないよ
今度は甲賀の玄太夫と鈴鹿のタカ
手強いよ、と、お喋。
お前が悪いんだぞ
飛脚の腹掛けなんか付けて
越中島の俺の所に会いに来るから
と、隼太。
トキが
おかしらすいませんでした、と。
どうしますおかしら
ここ引き払いますか、と、お喋。
かしらは、いや動くな
動けば余計がんを付けられる。
楯岡道雪邸に
忍び込もうとするトキだ
が隼太に止められる。
隼太は
お前一人突っ走るんじゃねえ。
だけどあたいのしくじりだから
と、トキ。
お前のドジは俺のドジ
でもあるんだ、と、隼太。
兄ちゃん、と、トキ。
隼太が
俺達伊賀を出て江戸の
頭の所に来る時なんと誓った
死ぬも一緒生きるも一緒と
誓ったはずだ
いいから俺に任せとけ、なっ。
ほんとにいいの、と、トキ。
隼太は
くどいぞ、そのかわり
明日からこいつを着て
江戸の町を走り回れ
だが何が起きても
無茶しちゃいけない
俺達たった2人の
兄妹なんだからな。
兄ちゃん、と、トキ。
江戸の町を
飛脚姿のトキが走る。
隼太は空き家の
飛脚問屋を見つける。
走るトキのあとをタカが追う。
飛脚姿の隼太が出てくる。
トキ、お前このまま真っ直ぐ走れ
と言ってトキと別れる隼太。
(隼太のあとを追うタカ)
飛脚問屋に入る隼太。
(見届けるタカ)
トキが来て･･･
トキ来るなと言ったはずだぞ
と、隼太。
トキは、だって兄ちゃんだけに
やらせられないよ。
お前がいては足でまといになる
と、隼太。
でも死んじゃ･･･と、トキ。
伊賀の忍びは
生まれた時から死んでるんだ
二度とは死なねえよ、行け
行けってんだ、と、隼太。
兄ちゃん、と、トキ。
行け、と、隼太。
兄ちゃん･･･
兄ちゃん･･･
兄ちゃん･･･
答えろよ兄ちゃん
兄ちゃん･･･
なんで死んじまったんだよ
と、トキ。
うろたえるなトキついてこい
と、かしら。
そして、13話。
🚗車･･･走ってるね🤔