終業式に寄せて | 黒豆目線*茶豆目線

終業式に寄せて



おはようございます❤️マメママです。




※長文失礼します




うちの息子たちは2人とも
揃いも揃って小さい頃からお絵描きが大好きで、今まで使ったお絵描き帳は合わせて
100冊いくくらい描きまくった。
もちろん今も。

当然絵もうまくなるから
絵の賞も良くもらったし、
いろんな所に飾ってもらえる機会も
今までたくさんあった。
賞が欲しいから上手く描く、というよりは
純粋にいろんなアイデアが湧き出てきて
それを形にしていくのが楽しいようだった。

対して親の私は小学校の頃から
絵の賞とは無縁だった。
同じ学年に絵を習っている
とっても絵が上手い男の子がいて、
どうしてもその子のようには描けなかった。
絵を描くのは好きなのにとにかく絵の具が苦手、というか筆が苦手だったのだ。
鉛筆ならまともにかける部分も
筆に代わるとさっぱり。
嫌になるくらい思うように描けなかった。

大人になって絵の勉強を始めたときも
やっぱり筆を使って描くのはどうも苦手で、
でも絵は筆で描くもの、と思い込んでいた私は
絵は向いていないのかもしれない…と諦めて
しばらく絵から遠ざかっていた。
子どもの手が少し離れるようになった頃
どうしてもやってみたかった
パステルアートをやっと学べるようになって、あ、これだ!ってやっとピンときた。
筆を使わなくても、思うように絵が描ける。
目の前にぱあぁっ…と
道が開けたような気がした。

この時の喜びを他に同じように
絵が苦手だと絵から遠ざかっていた人たちにも
伝えたい、と思って
パステルアートの講師をはじめた。
水彩画は描けなかったけど、
アクリル画も油絵も描けなかったけど
いま私は思うように絵を描けている。
そんなことをふと思いながら今日も私は
パステルで、指で、色鉛筆で絵を描く。





今日は終業式。
お絵描き帳をたんまり描いていた
正統派の絵を描く長男は
デジタルクリエイターとかプログラマーを
夢見ているらしい。
いつも怪我だらけの
かなり個性的な絵を描く次男坊は
絵は好きだけど昔からブレずにサッカー選手。

諦めず努力すればきっと
願った形の将来は手に入る。
親の私もまだまだ道半ば。

ただ見守ることの難しさを
つくづく感じさせられた、
良くも悪くも色々あり
本当に大変だった2学期だけども、
元気に今日の日を迎えられたことを
まずは褒めてあげようと思う。