こんにちは。
行政書士開業を目指して奮闘中のオカンです
今回は開業準備のため商工会議所へ行ってきたお話。
商工会議所ってどんなところ?
そもそも商工会議所ってどんなところなのか。
皆さんご存じですか??
私は漠然と、商売している人が用事がある場所なのかな?くらいの認識でした。
商工会議所では
- ビジネスプランのアドバイスや作成支援
- 法務や登記手続きに関する相談やサポート
- 資金調達、税務・会計に関する相談窓口の提供や情報提供
- 事業運営に関するセミナー
- 創業相談
- 経営相談および経営に関する各種講演会
- 簿記検定などの各種検定試験の実施
- 検定試験対策の講座開講
などなど、数多くのサービスが行われているようです。
そして昨日私は、商工会議所の経営セミナーを受けてきました
商工会議所の経営セミナー
今回商工会議所へは、事前に予約をしてから伺いました。
創業に対する補助金の件で地域の振興室へ問い合わせを行っており、その時に商工会議所のセミナーを受けることができるから予約しておきますねと言っていただけたので、お言葉に甘えてお願いしました。
試験に合格しただけで経営理念も事業計画も何も持ち合わせていない状態で、経営セミナーを受けて大丈夫なのか⁉
ちょっと不安もありましたが、
わからないなら教えてもらうまで!
当たって砕けろ精神でチャレンジしてきました
『開業しようとしていますが、何もわかっていません』
そんなスタンスで参加したのですが、とても丁寧に教えていただけました。
- 確定申告について
- 行政書士事務所の専門分野について
- 行政書士事務所の運営について
- 小規模事業者持続化補助金について
これだけの内容を一時間程度、マンツーマンで指導していただきました。
1.確定申告について
行政書士会に登録が終わったら、税務署に開業届を提出すること。
確定申告は青色申告にするほうがメリットがありそうであること。
私は現在パートをしており兼業する予定ですが、開業届を出した時点でパートが副業となり、行政書士が本業という扱いになること。
白色申告にすることもできるんですが、
青色申告にすると何がいいかというと赤字になったときに翌年に繰り越せること。
最初から儲かるとは思えないので、初年度は開業費用を考えると赤字なのではないかということで、ここは青色申告にすると思います。
ただし、きちんと帳簿をつけておかないと調査が入るので
そこはしっかりしてくださいね、と言われました。
2.行政書士事務所の専門分野について
これについては、言葉に詰まる部分でしたね~
遺言・相続や介護保険の申請代行、福祉サービス代行など高齢者の助けになる仕事がしたいです・・・としか言えなかったです。
でもそれって、行政書士じゃないとできないわけではないよね?
と言われてしまうと言葉に詰まってしまって
そうなんですよね。
遺言・相続だって、相続税の話になれば税理士さんの仕事だし、相続でもめたら弁護士だよね、と言われてしまうと何も言えなくなるんです。
じゃあ、行政書士の強みって何なんだろう?
ここは自分自身で考えなければならないところだろうな、と思います。
3.行政書士事務所の運営について
行政書士事務所の専門分野の部分でうまく話せずにしょんぼりしていたんですが、別にセミナーの先生は開業を止めようとしているわけではないので、その後いろんなアドバイスをいただきました。
遺言・相続の仕事をやりたいというのは、それはそれでいいと思う。
では、経営の面で見たときになにが問題になるか?
それは遺言・相続が単発の仕事になる可能性が高いということ。
では単発の仕事の課題点は?
常に集客をしなければならない、ということ。
それではずっと走り回ることになるでしょう、と。
おっしゃる通りです。
なので、一本でも何か柱を作りなさい、と言われました。
成年後見人を引き受けるでもよし。
起業を検討している人に会社設立の手続きをやらせてほしいと売り込むもよし。
新規事業を立ち上げた会社にアプローチして許認可申請をとってくるでもよし。
何か定期的に仕事をもらえる仕組みを整えるといいよ、と教えていただきました
このセミナー、マンツーマンで一時間、ほんとに無料でいいんですか?と言いたくなるようなお話をしていただきました。
4.小規模事業者持続化補助金
これは国の制度ですね。
補助金を申請するにしても開業届を出したあと、とのことなのでどちらにしても少し先の話になるかと思います。
ただ、『経営計画書兼補助事業計画書』なるものを提出して、採択されるかどうかというところ。
まだまだ考えが甘いなぁと痛感させられるセミナーでしたが
とても勉強になりました。
また次回の予約も取らせてもらえたので、来週勉強してこようと思います。
次回は経営ではなく、財務の勉強だそうです