国魂神(くにたまのかみ)とは大国主神(おおくにぬしのかみ)の分魂(わけみたま)のことです。大国主神は「国譲り」の幽契にしたがって表舞台から退き、陰から御皇室の神業と人民を守護することになりました。これがいわゆる「国譲り」です。大国主神はヨーロッパ大陸やアジア大陸にも出動し、人々に生活の方法や古代宗教を伝えましたが、その任には分魂である国魂神が当たります。 分魂とは、本体・大国主神の仕事とは別な働きをする活動体のことです。国魂神とは、大国主神が人民教化をしたり、地球の物理的条件を安定させたりするときのお姿(分魂)のことです。国魂神の頂点は日本に活動拠点を置く大国魂神(おおくにたまのかみ=大国主神)で、次元に応じて、いろいろな段階の国魂神がそこから分神(ぶんしん)として生み出されています。分神とは、本体・大国魂神と同じ働きをする分身(本体のコピーで同じ役目を持つ)のことです。