カルキ神の誕生日は毎年ランカーでお祝いされています。彼はランカーにアストラル体で出かけますが、リシや宇宙に住む光の存在達もアストラル体で出向きます。

 

アストラル体はサトルボディなので、五元素のパンチャブータの制限も影響も受けません。従って水も火も壁の中も通り抜けられます。ランカーとはラクシャス(羅刹)王のラーヴァナが統治した都で、とても美しい最先端の文明を持った都市でした。ヴィシュヌ神の化身であるラーマ王はハヌマーンと共にラーヴァナと対峙しましたが、ランカーを破壊するのが忍びなく、自らの神的な源より強力な力を呼び起こしランカーを海底に沈めました。そしてそこに暮らしていたすべての生命を保護しました。ラーヴァナの子孫達は今もここを治めていて、ヴィビーシャナがここに暮らしていて、彼は好きな時に乗り物にのって浮上します。

 

※ヴィビーシャナ 羅刹王ラーヴァナと兄弟であり、兄ラーヴァナがラーマ王の妃シータ姫を略奪した際に非を責めて返還することを説得し、聞き入れない為に部下を連れてラーマ軍に投降して兄ラーヴァナの軍勢と戦う。戦争後ランカーの王となった。