こんな日は | ミモザの木の下で…

ミモザの木の下で…

猫のピィ、新しく家族になったナギ。
そして今は空で暮らす猫のフウタとケントのこと…。
それから海の近くに住む我が家の日常をのんびり綴っています。



空が澄んでいて


とても青くて


日差しが暖かくて

不思議なほど静かで

時間がゆっくり流れるような


そんな日は


キミをいつも思い出すよ。





動かない身体で


でも

全てを受け入れて


頑張ってくれていた。





散歩が大好きで


よく一緒に走ったよね。




一緒に見上げた青空は

いつもいつも綺麗だった。





窓の向こうの青空を

どんな想いで見ていたのかな。





ケントが空へ駆け上がっていってしまってから

ことあるごとに思い出話をしながら
メソメソ泣いていたパパとママは


久しぶりに行った海で
真っ青な空を見上げながら





もう痛くない

苦しくない身体で


思いっきりあそこで走り回っているんだよねと


自分たちに言い聞かせるように


そう話して笑ったんだ。





今でも空を見ると


やっぱりいつも

そう思うよ。





でもね、


やっぱり会いたいな。




また一緒に

青空を見上げて

夕焼けを見上げて


ねぇ、見て。

すごくきれいだねー!って


話しをしたいな。






もうすぐあの子が空へいった日。


青空だったらいいな。