上記に以下のスッタニパータの一文を追加しようとしましたが、文字数制限でできませんでしたので、別個にしました。
無 明 と は “ こ れ ” な の ?!
スッタニパータ 第五
『 彼 岸 に 至 る 道 の 章 』
1024
いかなる神が心の中でそれらの質問をしたのだろうか?
神か、梵天か、またはスジャーの夫なる帝釈天か?
また尊師は誰に答えたもうたのだろう?
1025
アジタがいった
バーヴァリは《 頭 》のことについて、
また《 頭 の 裂 け 落 ち る こ と 》について質問しました
先生! それを説明してください
仙人さま! われらの疑惑を除いてください
1026
ゴータマブッダは答えた
“無 明” が “頭”と 知 れ !!
“明 知” が
1信仰 と 2念い と 3精神統一 と 4意欲 と 5努力 と
に 結びついて
頭 を 裂 け 落 と させる
ものである!!
無 明 と は 脳 だ っ た の ?!
やはり!というか、えーそうなの~というか、ほんとなんかーい お釈迦さまー!!
まあ何というか、霊的な深層意識にあったんちゃうんかい!みたいな。
えー脳にもあるって言えばあるんですよ、辺縁系ですよね、爬虫類脳。
爬虫類脳・哺乳類脳・人間脳|3つの脳の構造でわかる人間の三大欲求
脳科学実践シリーズ②
大脳辺縁系(扁桃体、海馬など)を鍛え、育てること
● 大脳辺縁系は「たくましく生きる」ための中枢部分
● 大脳辺縁系は「こころの脳」の中心です。扁桃体、海馬、帯状回からなり、本能的な感情(怒り、不安、恐怖、喜び)などをつかさどります。
● 大脳辺縁系は「こころの脳」の中心です。扁桃体、海馬、帯状回からなり、本能的な感情(怒り、不安、恐怖、喜び)などをつかさどります。
『脳科学実践シリーズ②』より引用させていただきました。
● 大脳辺縁系は本能《食欲・性欲・集団欲》の発現場所です。
● 感情のサーモスタット(温度自動調節器)の役割を果たします。
● 扁桃体は五感の情報を値札をはってより分けています。
● 海馬でホットな情報は記憶され、報酬として与えられます。
● また一方、恐怖のような不快な情報(※戦争体験や虐待などからのPTSDがその例)も記憶していきます。
● 感覚からのどうでもいいデータや思考は値札を付けられず、しばらくすると忘れられてしまう。
● 感情のサーモスタット(温度自動調節器)の役割を果たします。
● 扁桃体は五感の情報を値札をはってより分けています。
● 海馬でホットな情報は記憶され、報酬として与えられます。
● また一方、恐怖のような不快な情報(※戦争体験や虐待などからのPTSDがその例)も記憶していきます。
● 感覚からのどうでもいいデータや思考は値札を付けられず、しばらくすると忘れられてしまう。
● 扁桃体は「好き嫌い」の《判断、情動》に係わる部分、海馬は《記憶》に係わる部分
“ 私 の ” と い う 一 人 称 の 脳
やはり自我(我執)の、“私の私のもの”というレッテル貼りは、最古層の1人称の爬虫類脳、この脳が行っているのですね。
ヨーガの霊的身体知識から言うと、胸の我執がということなのですが、これは連動されていると思われます、何故なら私たちに情動が起こった時を思い出せば、必ず胸にそれはあるからです。
ネドじゅんさんの悟り体験を見てください、このblog一つ前の、③ー1に動画がありますので、彼女は左脳が静かになって直ぐに意識が《胸 》に移ったと言っています。
どうでしょうか?なーるほど!と思われませんか?
もう一度スッタニパータのスートラを見てみましょう。
スッタニパータ 第五『 彼 岸 に 至 る 道 の 章 』
〔1024〕
いかなる神が心の中でそれらの質問をしたのだろうか?
神か、梵天か、またはスジャーの夫なる帝釈天か?
また尊師は誰に答えたもうたのだろう?
〔1025〕
アジタがいった
バーヴァリは頭のことについて、また頭の裂け落ちることについて質問しました
先生! それを説明してください
仙人さま! われらの疑惑を除いてください
〔1026〕
ゴータマブッダは答えた
無明が頭と知れ!
明知が、信仰と 念(おも)いと 精神統一と 意欲と
努力に結びついて、
頭を裂け落とさせるものである。
私の第4禅定体験からも、禅定とは脳進化を逆に辿る道だと、以前にblogで言いました。
辺縁系から脳幹にまで逆行するのです、そこでは生命維持の心拍、呼吸、などがコントロールされています、この脳幹にまで意識が達すると、第4禅定で起こる呼吸の停止と身体感覚の喪失が起きるわけですね。
まだ考察すべき項目があって、それは胸の霊的器官の仕組みで、真我と心素なのですが、これ未だ釈尊の言葉の裏づけが無いのです。
したがって仏教としては言えないので、もしも初期仏典に相当する言辞を見つけたら、書く予定です。
一応、サンスクリット原語からの般若心経訳文の考察はこれで終えたいと思います。
ここまでお付きあいいただきまして有難うございました。m(_ _)m