今日は家族でスパイスの勉強会に参加すべく、周防大島のせとうちつなぐキッチン郷の家まで来ました🚗💨
会場にはすでにスパイスが山積みされておりました
バラッツ先生は雑誌にも取り上げられている結構な有名人なのかもしれません
食材やスパイスもたくさん並べられています


全員そろったところで、まずは先生の自己紹介と参加者全員の自己紹介をしてから、講座がはじまりました

まずはインドの説明ですが、形は三角形ではなく、やっぱり四角形という説明で、それは共感できたのですが、北海道の南北を逆さまにして、さらに東西を反転させるとインドのような形になるということでしたぁ〜後で地図で確認してみますぅ〜🗺
それからスパイスそれぞれの、例えばターメリックは色、コリアンダーは香り、など、それぞれの効果効能についてお話しを伺いました

その中でも特に興味深かったのは、レッドペッパーの話し〜確かにブラックペッパーとグリーンペッパーとホワイトペッパーは胡椒のことですが、レッドペッパーだけは唐辛子をそう呼びますよね🌶
バラッツ先生によると、諸説あるそうですが、唐辛子が世界に広まったのは500〜600年前のことで、コロンブスがインドからブラックペッパーを母国に持ち帰ろうと旅をして唐辛子の原産国南米大陸にたどり着き、帰国の際に唐辛子をブラックペッパーは持ち帰れなかったが代わりにレッドペッパーを持ち帰ってきたとして国王に献上したのでそこからレッドペッパーと呼ばれるようになったというお話しでした

スパイスの勉強会ですが、歴史や地学の勉強にもなるお話しばかりでとても興味深かったです

食は文化、文化は国宝ですからね

それからみんなでキッチンに移動して、バラッツ先生の料理実演です🍳
食材やスパイスもたくさん並べられています

私の心配はよそに、バラッツ先生は手際よく、スパイスを炒めたりして、煮込む工程に持ち込んではすぐ次のカレーのスパイスを炒めて、手際の良いこと
今日何度か登場したバジルとカレーリーフは黒杭でも育てたいと思いました🍛
同じスパイスでもパウダーとそのままのホールスパイスは使うタイミングがそれぞれ違うなど、細かい教えも参考になりました

ケララチキンカレーをつくるために、パチパチ音がし黒いマスタードシードが白くなるまで炒めてからシナモンを折って入れ、カルダモンを軽く潰して入れ(ニンニク生姜はみじん切りにしているならこの段階で入れるそう)🧂
その後、フェンネルを入れたらすぐ玉ねぎを入れ、しばらく放置してたまに混ぜ、カレーリーフを切らずに生のまま入れます☘
この段階でトマトを入れたらまろやかにというか、スパイシーではなくなるそう
しばらく炒めてから摺り下ろした生姜とニンニク、パウダースパイスのターメリック、コリアンダー、レッドペッパー、アムチュールを入れ、この↓写真ではちょうど塩を入れているところ🧂
その後、鶏もも肉を入れて結構炒めました🍗
その後↓カットしたトマトを入れて煮ます🍅
玉ねぎやトマトは結構使われていました🍅
それから別の鍋に移して、パクチーを入れて煮込み、タマリンド水を入れ、ししとうを入れ、さらに15分ほど煮込みます🥘
それから水100mlを少しずつ加え、豆を加えて火が通るまで煮込みます🥘
冬瓜でつくったら真っ白なカレーになるそうですが、今日は季節のお野菜のかぼちゃを使い、柔らかくしておきます🍠
豆に火が通ったら、柔らかくなったかぼちゃ、ココナッツミルク400mlを加え、一煮立ちさせたら蓋をして5-6分弱火で煮込み、火を止めてからレモン汁大1を入れて出来上がりです
レモン汁はタッパに入れて冷凍保存したものをレンジで戻して入れていて、コレは使える!と思いました
他にもキャベツのポリヤルといって、まずオリーブオイルを温めてからマスタードシードをパチパチするまで炒め、赤唐辛子1本を加え、火を弱めてからそこに水で戻していないウダドダール(レンズ豆でも可)小1とココナッツファイン大1(実際はもっと多かったように見えました!)を油へ投入し、茶色くなり、香りが立ってくるまで炒めたら水1/2カップを加え伸ばし、ターメリック小1/2、レッドペッパー小1/2を加え混ぜ、そこへようやくキャベツ半分のざく切りを乗せて、塩をパラパラかけてから上に蓋をしてしばらぁ〜くキャベツが柔らかくなるまでずいぶん蒸して最後は蓋をとり炒め合わせるお料理も披露してもらいました🥬
ポイントはココナッツの白が茶色くなるまで炒めることだそう

我が家でもスパイスカレーはよく作るのですが、これを機にもっと幅広くつくれたらいいなぁ〜と思いました

スパイスは漢方のような天然素材で古くから食文化に取り入れられていますからもっとこれから日本で広まっていけば良いですね



バラッツ先生、ありがとうございました

そしてこの機会をつくってくれた、せとうちつなぐキッチン郷の家の方々、一緒に参加してくれた夫と息子に感謝です

JOY