山口市内に入ってすぐの「菜香亭」へ行ってみました
Next, we came to Saiko-Tei where was used to use as a high class Japanese style restaurant in central Yamaguchi city side.
明治10年頃から平成8年まで料亭だった建物を移築復現したものだそう
入場料は100円しますが、私たちが伺ったときは藤井さんという方がご丁寧に案内してくださいました
藤井さんによると、かつて萩にあり、毛利藩の台所を担当していた斉藤幸兵衛という人が山口市内に移住し、他県からの来訪者供応の迎賓館的役割をもつこの料亭を開業した時、亭名を外務大臣井上馨が斉藤の斉と幸兵衛の幸になぞらへて「菜香亭」と命名したそう
手前と奥をつなげると100畳もある大広間にはこの料亭を訪れた伊藤博文や佐藤栄作など山口県出身の総理大臣や軍人などの書が展示されていました
何と、こちらの菜香亭は亭主から山口市に寄贈され、現在は山口県が管理・運営しているそう
そこで、山口市としては知名度向上と施設をより効率よく市民に使ってもらえるよう、それぞれのお部屋の貸し出しなども行なっているそう
それも、この100畳の大広間でも閉館後の17〜22時の5時間で冷暖房なしだと9千円ほどで借りれます
6畳ほどの個室では、9〜13時、もしくは13〜17時の4時間で560円と格安
<<菜香亭の貸室利用についての公式ページ>>
https://www.c-able.ne.jp/~saikou/riyou/riyou.htm
何かの時に使えるかも!と思いました
あ、この書は安倍晋三って書いてある
「寂然不動(ジャクゼンフドウ)」とは、寂然=静寂な様子、不動=動かないこと、つまり、どんなことが起きても心は静かに穏やかだけれど何事にも動じず揺るぎず信念は曲げないということだそう
2009年に届けられたそう
他にも料亭ゆかりの所蔵品などが展示されていましたが、中でも私が気になったのは、こちらの有田焼の深川製磁社のセット
私も深川製磁大好きです
<<深川製磁へ行った時の記事>>
https://ameblo.jp/kurokui-yanai/entry-12294045261.html
一通り藤井さんにご説明していただいた後は、より詳しく学べるパソコンにていろいろ調べてより深く学べました
せっかくなので、満開の桜が咲いている中庭にも出てみました
こちらの大きな灯篭は復元ではなく、前の建屋から持ってきたものだそう
こちらの中庭も枯山水になっている他はほぼ以前のつくりが復元されたそう
なお、写真向かって右の建物の2回の北客間のテラスは佐藤栄作さんがお気に入りだった部屋だそう
ノーベル平和賞を受賞した佐藤さんが実際に座っていた椅子に座ることもできて、リッチな気分にもなりました
思いの外、滞在してしまったのですが、夕食までの時間でどこか桜が見れるところはないか地図で確認
近くの「一の坂川」に桜マークがたくさんついているので行ってみることにしました
<<菜香亭の公式ホームページ>>
https://www.c-able.ne.jp/~saikou/
やまぐちイイネ
JOY