オーディオアクセサリー掲載の江川流オーディオ術
という記事を偶然に見ていたら、その江川氏がJBL
とBOSEを褒めていた。江川三郎氏というと、
モノ再生やフルレンジを推奨する有名な
オーディオ評論家である。
「以下・・2007年オーディオアクセサリー
掲載の江川流オーディオ術より・・」
少し話が飛ぶが昨年の9月にJBLがproject
EVERESTDD66000
という優れたスピーカーシステムを発表した。
それはまさにJBL60年の技術の結晶という
べきもので、大変聴き応えがり価格以上に評価
できるものであった。私には今までの電気音響
と違って聴き疲れの少ない音と感じられた。
ハイファイ音といわれるなかでは、
珍しい体験であった。
JBL体験から月を隔てず、私はBOSEの
基本製品である901WBを聴くチャンスを得た
。この製品は日本に輸入された時に小口径の
スピーカーだからハイファイの仲間に入れない、
というような風評が世の中にたっていた。
しかし私は音を聴いて,歪みの少なく、
すっきりとした音響を大変評価した覚えがある。
その音は何回かにわたるブラッシュアップを経て
今回の試聴でも大変鮮烈な音の印象を受けた。
というのもJBLのDD66000の中音域の広大な
帯域特性は、今までにない幅の広さがある。
一方のBOSEは、 12cm口径のフルレンジ
特性で、これもまた広い音響特性を持っている。
私がこの両者に、疲れを知らない歪み特性の良さ
を感じたのも、この広帯域特性のなかに歪み発生
の要因になる帯域フィルター・
ネットワークを持っていないためであると見た。
我田引水の考えと見られるかもしれないが、私が
日頃から小口径が良いといっているのは、
よしんばそれが大音量は出せないとしても、重要
となる中音域の範囲で,歪みの少ない再生音を持っ
ているからだ。それらもJBLやBOSEと同じ
ように、疲れの少ない音を聴くことが
できることが納得できる。
それはスピーカー回路に音響フィルターを持っ
ていないためだ。実際に中音域にデバイディング・
ネットワークが入って来ると、いかにもは平坦な
音域特性が得られるかもしれない。しかし、
中音域は人間の聴覚のなかでも最も感度が高く
設定されているので、この周波数範囲に回路部を
入れることは現につつしまなければならないと、
JBLやBOSEの人達が言っているので
はなかろうか。
「以上・・江川流オーディオ術より・・」
あの江川さんがねぇ~と、暇な時に、
この記事を何度か読み返していた。
『中音域の広大な帯域特性 』
『疲れを知らない歪み特性の良さ』
私が昔買ったJBLもどちらかと言うとストレス
を感じさせない中音域重視のSPでした。次に
目指していたのはパーチカルツインという方式の
SPでしたがフルレンジ、同軸、またはこの
ボーズのような完全音場型スピーカーにも非常に
興味をそそられてしまいました。
JBLのDD66000は夢のまた夢としても、
ボーズの901SSやWBなどはどうにか
手の届くSPではないでしょうか?
またフルレンジにしてもオークションで
完成工房品を格安に手に入れる事ができる
のではないでしょうか?
何れにせよ、
今後SPを購入するにあたってはこの記事の意味
をよ~く考えて購入してゆこうと思っています。
で、うん~ん~BOSE901WBの中古だが~
~まだまだ~~
たぁ~
~爆^^