2025/03/05



今年住む地域では

厳しさが強烈だった。





年明けはここ数年の暖冬傾向で

なく穏やかな年越し


1月中2度ほど積雪はしたものの

数日で溶けてしまっていた。












ところが

暖かな冬一変したのは、

2月4日深夜からの雪である。



5日朝の積雪15~20センチ、



その後も終日雪が降り続き

6日朝には、積雪60~70センチ。





さらに驚くことに、

雪はさらに断続的に降り続き


7日朝に、何と!

トータル積雪量が120センチ






さすがに度肝を抜かれた。






3日間、線状降雪帯

(日本海寒帯気団収束帯 JPCZ)

により雪が降り続いたせいである



70年の観測(この地域)史上

最大の降雪量であった









その様子は全国ニュースで

何度も取り上げられ、

ユーチューブでも街の状況が

映し出されていた。



 

日本各地に住む知人からは

心配の電話やらメールやらが届いた



北海道の親戚からは

雪見舞い笑)

男爵イモが届けられたほど、

全国各地にその悲惨な降雪状況が

届けられていた。








一時は国道も高速も通行できず、

JRも運転見合わせが数日続いた。


ライフラインだけ

問題無かったのが何よりであった。






冬場なので、

灯油やガソリンが届かないとか、

大規模停電にでもなったら

生き死に関わることとなる。

 









雪かきに連日追われていると

腰が痛くなり

寒さで体力も消耗してしまう。



さらに止むことな

降り続く雪を見ているだけで

うんざりしてしまい、

心がへこんでしまう






そんな時ホッとする出来事があった。



以前Amazonで注文してい商品

線状降雪帯通過後の酷い道路状況の中、


予定から

たった1日遅れただけで

届いたのである。




さらに配達員からは、

遅れて申し訳ありませんでした。


と声添え

が温かくなった。







考えてみれば、

今回のような

自然の猛威に追い込まれても、


たとえ

仕事で苦しい状況が続く中でも、




日常には、ホッとできる瞬間が

そこらじゅうに転がっている。




寒かった日の孫とのお風呂

雪かたし中に

蒼鉛色の暗い雲から垣間見える

一瞬の青空…。




いつもと違う少し劣悪な日常に

置かれただけで、

うんざりした気持ちになり

イライラしてしまっていた

自分が情けなく感じられた









豪雪のような状態は、

確かにいつもとは違うけれども、


家族が無事でいて

日々のくらしを何不自由なく

営むことができている




しあわせな状態に置かれていることに

変わりはないことに気づいた。









自然に抗うことはできない。


世は、諸行無常。


乱さずに

日々に感謝しながら

生きるべし




この豪雪から

教えられたような気がした