2024/5/27
玄関先に植えてある
バラの花が満開である。
例年にないほど、
大きな花を幾つもつけていて
今年は一体どうなっているのか、
不思議である。
それでも
咲くバラの花に心が癒されていて、
幸せな気分。
春から秋にかけて週末は、
テニスの大会運営やイベントに
関わっていることが多い。
5月からは、
市民テニス教室でコーチを始めた。
参加されている皆さんは、
初心者から上級者まで様々である。
驚いたことは、
駐車場からコートまで
(けっこう距離がある)
参加者の方々が、コーチの車から
ボールやらキャスター等の
練習道具を率先して
運んでいたことである。
これまで開催されてきたテニス教室に
複数回参加されている方も多く、
きっと自分のクラブのような
アットホーム的な感覚が
生まれているのだろう。
参加者の方々は、
年齢や性別も関係なく
共に和気あいあいテニスを楽しんでいる。
体を動かしながら、
コミュニケーションも
深めることができるなんて、
本当に素晴らしいことだと思う。
テニスは互いに
一つのボールを打ち合うことを
楽しむスポーツ。
技術が上がれば、
スピードや回転、
コースなど打ち分けたり、
難しく配球されたボールを
打ち返すことができるようになり、
より楽しむことができる。
しかし何よりテニスの基本は、
ラリーが続くことから始まる。
相手のことを意識して
打ち合うことが大切なのである。
テニス教室に参加されている方々は、
良いボールであれば、
明るい声でナイスショット!
素早い動きには
ナイスフットワーク!
と、笑顔で他人の心を和まし
元気づけることを、
力みなく自然に行っているのだ。
些細なことではあるが、
このようなことこそ、
現代社会をよりよく生きる術に
繋がっていくことなのかもしれない。
なんだか、
指導する側なのにかえって
こちらの心が満たされたようだった。
気分が良かったので帰り道、
少し郊外にある足湯につかりにいった。
少し疲れた足を
ひざ下まで湯につけると、
じんわりと幸せな気持ちに包まれ、
しばし時間を忘れていた。
足湯もなかなかいける!
今日も良き一日であった。