2024/2/7


 昨年11月に結婚し今は遠方に住む息子が

ノロウイルスに罹患した。



どうやら、前日の昼食に食べた

生ガキが原因らしい。







そういえば昨年の今頃、

私もノロウイルスに

相当痛めつけられたことを思い出した。   


それから、

夏にコロナウイルス、

新年明けて直ぐにインフルエンザウイルスと

我が家は、この1年ウイルスの

総攻撃にあってきた。






どのウイルス達も憎たらしいほどに

感染力が強く、


のウイルスも孫から私、

私から元数学教師の妻へと

その行動範囲を広げていった。




幸い大事には至らなかったが

療養中は辛しんどい時間であった。





それは、普段当たり前のように

生活できている健康なからだ

どれだけ有難いのかを

知る機会でもあった










我々のからだは、努力をせずとも

生きるために勝手に動こうとする。




ウイルスが侵入してくればそれと戦う。



意識することもなく、

全身の器官には血液が通い、

リンパ液が巡り必要なときに必要な場所へ

ホルモンや栄養が供給される。




37兆もの細胞が分子レベルで

協調しながら、

ほとんど奇跡的な調和によって

「生」を支えている。









 健康であれば、食べ物を口にして

豊かな味や、温かさで胃が満たされ

安堵感を味わうことができる。



視力は、目に入った光を

鮮やかな風景に変え、


聴力は雪が降る音さえ聞き取

自然より感じることができる。




すべてが順調とまではいかなくても、

何気なく健康に過ごすことができる

この日常に「感謝」しなければならない







「本当に大事なものは隠れて見えない 

  ささやか過ぎる日々の中に 

   かけがえない喜びがある」竹内まりあ 



 窓から冬のやわらかな日差しが

差し込んで庭に積もる雪の白さと

青空のコントラストが

心を癒してくれている。