台風10号、ようやく温帯低気圧に変わったようですね。
結果的に私の地域には上陸せず、曇りや雨の日が続いただけで終わりました。
巨額の制作費と時間を費やし、その壮大なスケールと完成度から、これまでのテレビドラマ界の常識を覆したという、
アメリカのファンタジードラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(略してGOTというらしい)
やっと私も観ることが出来ました!
全世界で大ヒットし、数々の賞も受賞しているこの作品、ずっと以前から観たいと思っていましたが、
なかなかその機会に恵まれず、今回、U-NEXTで独占観放題配信中ということで、ようやく
全8シーズン(一話約60分×73話)という大河ドラマなので、
動画配信サービスでもオプション有料や、レンタルショップでDVDレンタルといっても、全話視聴するのにわりとお金がかかるため、
いつか観放題配信等のタイミングで観たいな、と思っていました。
原作はジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』。
原作自体もこれまでのファンタジー小説とは一線を画すその重厚な世界観でかなり人気が高く、
私も日本語訳を途中まで読んだことがあるため、その実写化ということで、期待値大だったのですが、
実際にドラマを観たら、期待を裏切らず面白かった!!
長いシリーズなので、毎日少しずつ視聴していこうと思っていたのに、
面白すぎて途中で辞められず、朝から晩まで時間があれば観続けて、一気観してしまいました。
タイトルの『ゲーム・オブ・スローンズ』、日本語に訳すと、玉座を巡る駆け引き、とでもなるのでしょうか、
そのタイトルのごとく、架空の世界ウェスタロスの7王国を統べる鉄の玉座を巡る熾烈な覇権争いが繰り広げられるというのがストーリー。
魔術やドラゴンといったファンタジー要素も出てきますが、
ハリーポッターのようなお子様向けファンタジーとは全く異なる完全に大人向け。
世界観や映像美は『ロード・オブ・ザ・リング』に似ていて、
登場人物が多く大群率いて戦いまくる感じはマンガ『キングダム』に似ています。
このあたりが好きな人にはお勧めですが、
拷問や処刑、エロといった18禁場面も沢山出てくるため、それらが苦手な方には注意が必要です。
私は途中まで原作を読んでいたこともあり、刺激が強いシーンが出てきても、
ストーリーの続きや登場人物の運命が気になって観続けていましたが、
長時間観続けているうちに感覚がマヒしてきたようで、
手足や首が血しぶきブッシューで飛ぶ程度では、最後のほうでは何も感じなくなって
ハラハラドキドキ最後まで楽しめました。
ちなみにこのドラマ、ストーリーは原作とは異なるドラマオリジナルだそうです。
なぜなら原作が現時点で未完なのです
原作者によると全7部で完結予定らしいのですが、
第5部が2019年に刊行されて以降、続きが出ていないのです(まさに『ガラスの仮面』状態。。。。)
そのため原作者と話し合ってドラマオリジナルのストーリーで完結させなければならなかったという諸事情。(原作とは異なる登場人物の生死とか、ドラマではカットされた登場人物とかシーンとか)
日本でも今、問題になっていますよね、実写化による原作改変問題。。。。。
そのため原作ファンからはその結末が賛否両論あったようですが、
私は全部観終わって、これはこれで一つのストーリーとしてアリかな、と思いました。
いつ出るか分からない原作に合わせてドラマも途中でストップしてしまうより、
きちんと最後まで一つの形として完結してくれてありがとうと言いたい。
原作者によると、原作はドラマとは異なるストーリーを用意しているとのことで、
それも楽しみなので、原作を読み直したいのだけれど、早く原作者よ、続きを書いておくれ~
(原作者が高齢だからそのあたりも心配しております)
原作のほうは心配なのですがドラマのほうは好調で、
GOT時代より200年前を舞台とした、同じ原作者の『炎と血』を原作とした『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』という新シリーズもシーズン2まで制作&配信されていますので、
これもこれから観たいと思っています。楽しみ
今はもっぱらパラリンピックを観戦しています。
夜中の時間帯でライブでは観られないため、NHKプラスの見逃し配信で観ています。
車椅子ラグビーとかゴールボール等、オリンピックにはない競技とか、
パラスポーツならではのルールがあるので、観ていて楽しいです。
ブラインドサッカー等、音をたよりにプレイする種目は、観客もプレイ中は静かに観戦しなければならないとか。
またパラアスリート達の超人的なパフォーマンスに目を見張ります。
なんでこんな動きが出来るの?!ただただすごいの一言。
オリンピックもそうでしたが、今はネット配信をしてくれるのでありがたいです。
スポーツ観戦にしてもドラマにしても、今や動画配信サービスは私の生活になくてはならないものになりつつあります。