※本記事は完全に私個人の意見です。偏見が多々あることはお含み置きください
特に、今回は割と意見が強めですが、赤裸々に書くのがブログの意向なので、ご容赦ください
前回、「なぜ中学受験をするか」について書きました。
ただ、書ききれなかったので続きを書いてみます。
前回書いたのは、以下の2つです。
① 高校受験がないから
② 周りと話が合うから
今回は、この続きから書いてみます。
③偏差値の高い大学に行きやすいから
まあ正直、これはあります。
進学校に行くと実感しますが、特に高偏差値の中高一貫校に行くと、
偏差値の高い大学に合格する可能性は、間違いなく高くなります。
※「偏差値の高い大学="いい大学"ではない」という意見はあると思います。それについても、近いうちに書いてみます。
※学校方針によって、程度の違いがあることは実感してます。それも今後書いてみます。
なぜ可能性が高くなるかというとですね…
学校全体で、「偏差値の高い学校に行くのが当たり前」という雰囲気があるからです。
私も、同級生には素行が悪いやつもたくさんいましたし、
一部、成績が悪かったり雰囲気が合わずに退学した人もいました。
(入学時の3%くらいは、高校卒業までに退学しました)
それでも、素行が悪いやつも含めて、高偏差値への意識はほぼ全ての同級生にあって、
結果、高校二年の後半頃からは、学年全体で受験ムードが一気に高まります。
普段どんなに勉強してなかったやつでも、ものすごい勉強するようになります。
背景には、「中学受験で超難関に入ったんだから、レベルを落とすわけにいかない」という
無意識な"選民思想"とプライドがあったと考えてます。
結果、具体的に言うと、
「基本は東大、落としても東工一橋、早慶は滑り止め」という雰囲気になってました。
早慶受かっても浪人して東大を目指す人もある程度いて、
その8割は翌年に東大を合格しました。
全体としては、学年の4割くらいが東大に行った感覚です。
私は、そんな雰囲気を悪いと思ってないです。
やりたいことが無い人が東大に行くのは合理的だと思いますし。
このあたり、【ドラゴン桜】を読めば分かると思います。
【ドラゴン桜】
偏差値が高い大学に行くことのメリットはとても大きいのも実感しているので、
個性の薄いウチの子どもは、やりたいことが無いなら、
やはり早慶以上(できれば東大)に行ってほしいと思ってます。
※このメリットについても、近々書きます
以上が、中学受験を子どもに勧めた主な理由だと考えています。
ただ、最近は行きすぎているというか、中学生から大学受験を目指す風潮が
異常に強くなっていることに違和感を持っています。
私は、高二途中くらいまで一生懸命に学校生活を送った子たちが、
進路を検討する上で東大進学を選択肢として上げることが理想だと考えています。
多感な中高生時代の学生生活こそが、人格を形成すると考えているからです。
ですので、中学生から(人によっては中一から)
大学受験に向けて必死に勉強漬けになって、学生生活がおろそかになるのは、
正直いって気に入らないです。
最近の風潮に思っている違和感について、次回以降書いてみます。
引き続き思想が強めですが、ご容赦ください。
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