洲本市、電子書籍に親しむ。図書館や小中学校でiPadを導入
洲本市は27日、「新しい図書媒体への入り口として利用して欲しい」と、市内の2カ所の図書館に iPad を導入。館内での貸出を始めた。淡路島内の図書館では初の試みだという。
洲本市は、前年度の交付金300万円で iPad 51台を購入。洲本図書館に3台、五色図書館に2台を設置。小中学校への貸出用として市が40台を保管。残りはストック用として図書館に置いたようだ。
端末には児童書や教材、辞典/図鑑、一般書籍、著作権切れの作品を集めたi文庫250冊をダウンロード済み。身分証や図書館利用カードを提示後、カウンター近くの専用デスクのみ使用可能。使用時間は1回1時間以内と、使用には条件があるようだ。
なお、インターネットには接続できないように設定してある模様。
「紙書籍を見直すきっかけにもなれば」と、洲本図書館館長は語る。
情報元: 神戸新聞 NEWS