個人的には、近年稀に見る本格派R&Bシンガーの登場に思わず胸踊ってしまうのが、この男TAJ JACKSON(タージ・ジャクソン)
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ニュージャージー出身。Joe へ提供した楽曲「Beautiful」を耳にした売れっ子プロデュースチーム"Stargate"が即ボレ。すぐさまStargateとチームを組み、Ne-Yo、Stevie Wonder、Janetらのスーパースターを手掛けElliot Yamin「Wait For You」といった楽曲を瞬く間にヒットへ導く。ソングライターとしては勿論、歌っても超一流の実力派。

※ちなみに、故Michael Jackson の甥Taj Jackson(元3T)とは全くの別人。






2010年のデビュー作『It's Taj Jackson』に続く待望の第2作『It's Not Over』をリリース。
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トラックリスト⇩

01. Taking Over The World
02. Change
03. Forget How To Love
04. Dreaming Of You
05. Next Year
06. Always About You
07. Don't Tell Me It's Over
08. I Think Its Time
09. The Happening
10. Did It 4 Love
11. Real Love
12. Let Me Hear You Sream
13. What I Need
14. It's Not Over






最早主流となりつつある、今時のテクノ系R&Bな①「Taking Over The World」

キャッチーで聴きやす分、あまり目新しさは感じ無いかな。でも万人受けしそう。

①とは打って変わってアコースティックなリフから始まる②「Change」

個人的にはこういったオーガニックなサウンドの方が、この手の歌い上げるタイプのヴォーカルとの相性が良い気がする。

一聴して惚れた①⓪「Did It 4 Love」

ムードを盛り上げるには最強のエロいミディアムバラード。音数の少ないシンプルなトラックはTJの持つヴォーカル力を全面に押し出した聴き応えのある一曲。






Stargateプロデュースだけあって、今の旬を抑えた楽曲の数々はレビュー通りに捨て曲ナシの全曲シングル級。

その謳い文句にマチガイナシ。

甘過ぎない透明感のあるシルキーヴォイスはスッと耳に馴染みます。NE-YO,CHRIS BROWNなんかのアーバン系R&B好きにはマストです。