夏の学童弁当23日目

~鉄砲作成弁当~




⚫メニュー⚫

・硫黄コーン(S8)

・木炭黒豆

・硝石がなーい!

・火ブタを切って火をつける!(トマト)

・ただの鉛玉(ブドウ)

・火花きんぴら

・銃身をつくる①芯を入れよう(竹輪キュウリ)

・銃身をつくる②鉄板を巻き巻きしていく(肉巻き大根)

・銃身をつくる③固定のためのネジをつくる(国友では大根がヒントに)

・銃口オリーブ


夏休みの自由研究のため

鉄砲伝来の日に鉄砲産地の国友と堺を訪れた私たち親子。


作り方や材料をしっかり教えてもらったからお弁当で復習!


息子の興味としては

アジア人をなめていたポルトガル人が

どうせ複製できないだろ、と思って2挺も販売しちゃったが

さっさと種子島と国友(すんごい発明家がいた)で複製され

堺で量産(分業がものをいった✨)され

すぐに世界一の鉄砲保有国になったという出し抜き感。


これも日本の高い技術や観察力をリスペクトする方向にいけば問題ない。


刀鍛冶が鉄砲を作ることになったからこそ

刀と鉄砲の違いもわかっておもしろい。


刀は玉鋼からつくるけど、鉄砲ははじけると危ないから固すぎず柔軟な素材がよくて玉鋼より炭素が少ない柔鉄を使う。

(炭素Cって集めるとダイヤモンドになるから固いんだね)


刀を鍛えるときは高温の1300度をキープ

鉄砲は少し柔軟にするため多少温度を下げた1000度をキープ


いずれにしろ高温には変わらないから高温になる松の木を使って火をおこす。

工夫の集大成が鉄砲にも活きている!


平和になったら美術品としての価値が出る程の装飾技術もはずせない特長。

刀もそうだよね。


お茶の八女の工場で聞いた日本人特有の美意識。

なにより継承したいのはここ!


戦争であまった火薬を花火にしちゃうような日本人の心←息子が大好きなエピソード

鉄砲に興味をもったって着地が平和で美しければそれでいいのだ!🎆