遡ること数年

2021年12月のこと。

 

大阪・奈良・京都へ親勉旅行。

備忘録として。

 

ざっくりした旅程は

大阪城 →  東大寺の大仏 →  平城京 → 平安神宮 → 二条城

 

一箇所にいればいいのになぜこんなに移動したかというと理由があります。

 

それは権力の移り変わりを体感するため。

特に平城京からの平安京への遷都

 

そして秀吉の大阪城から江戸幕府が始まって終わった二条城。

 

東大寺の大仏が最初の目的でしたが

せっかく奈良に行くので遷都も体験することにしたんです。

 

東大寺の大仏が目的だったのも

この時まだ5歳だった息子が3歳くらいの時から

ずーーーっと会いたがっていたのが東大寺の大仏だったから(笑)

 

親勉をやっているとよくある事象なんですけどね♪

 

もともと三歳の時に鎌倉の大仏を見にいって

やたらと感動したらしく「頼朝さん鎌倉幕府作ってくれてありがとーー」とか

大仏の前で叫んでいまして、お土産に小さな大仏を所望しました。

(手裏剣のおもちゃが売っていたのでそれをお勧めしたんですが、そっちは断っての大仏)

 

で、しばらくたって全国のランドマークのシルエットが載っているお菓子のパッケージを見た時に

描いてある大仏を見て「あ、鎌倉の大仏だ」と言ったんです。

 

奈良じゃないの??

 

と、聞くと

「手がこうなってるから絶対鎌倉」

と、言って図鑑を見せてくれたら本当に鎌倉の方!!ビックリ

 

てか手の形なんて気にしたことなかったよ。よく見てるなぁ、と感心しました。

 

そんなわけでこれは早く奈良の大仏も見せねばなぁということで出かけたのがこの旅だったのです。

 

長くなりましたが

まずは大阪城。

 

 

 

 

堂々たる姿に圧倒。

中の資料館も秀吉の生涯がダイジェストでわかるし

グッズもたくさんあるし、城にしては珍しくエレベーターもあって優しいし。

 
 

 

秀吉さんにご挨拶して奈良へ!

(大阪もっと色々行きましたが、今回の流れに関係あるのはここだけ)

 
 

 
着くなり鹿がめっちゃいるので若干ビビってますが・・
 
ついに憧れの大仏さまに会える・・・

 
 

 
ジャーン
 
やはり荘厳。
大きいというだけじゃない。
 
奈良時代に聖武天皇と行基が作ったんだよね。すごいよね。
鎌倉でも購入したので、こちらでも大仏が欲しい息子。
 
でも、行ったのが遅い時間だったから
金の大仏が買えるお店はもう閉店していた。
 
社殿の中にあるお店の人にそう言われると
呆然としてハラハラと泣き出す。
 
お店の人も未就学児が大仏買えなくて泣くと思ってなくてオロオロ。
でも赤いのならありますけど・・と提示されたら
一気に泣き顔も晴れ、欲しい!!!
 
で、この顔です(笑)
 

やったぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!
金にこだわりなくてよかった。
 

その後もうっとり眺めておりました。
 
夕飯には古代チーズの蘇も出て大満足!
 

 
翌朝は早起きして春日大社へ。
世界遺産!

 
次は平城京。
ちょっと広すぎて大きすぎて建物見えてるのに全然たどり着かず!!!!
 

 
今はまだ復元が完全ではないらしく
だだっ広い広場みたいな場所も多数でしたが
気分はバッチリ味わえました。
 
遣隋使の船も乗り込めましたよ〜
 
さぁ平城京といえば平安京!
遷都しましょう。
 
出かけた時はコロナ禍真っ只中。
当時の人も同じように病気が流行ったからそんな災いから逃げるためにも
遷都したんだよね。
 
間に一回、長岡京ってとこにも遷都して
京都の平安京に落ち着いたんだよ。
 
電車で移動しましたが結構遠かったので
当時牛車とかでノロノロ進んでたら一体どれくらいかかったんだろうか??
 
なんて古代に想いを馳せながら・・

行ったのは平城京というか平安神宮なんだけど
平城京と建物の雰囲気も似てるし気分は味わえました^^
 
平城京と平安京は名前似過ぎで混乱するから
実際に行くと覚えやすいよね。
 
ラストは二条城。
江戸幕府の始まりとおしまいの場所。
 
秀吉の大阪城と対比することで流れがまたわかりやすい。
 
事前の仕込みとして購入したのがこれ
 

 

 

 

二条城ガチャのコンプリートセット!

 

世界遺産シリーズ第一弾とか言いつつ全然第二弾が出ないのが気になっていますが

とにかく精巧で優秀なガチャガチャです。

 

こうやって比較してみるとよくわかります。

 

 

 
そして比較してみよう、とかこれと同じ場所どこ?
と聞きながら廻ることで未就学児でもしっかり楽しんで最後まで見ることができました。
 
唐門は家康好みなので
その後の東照宮巡りでもこの日の経験が生きていましたよ!
 

 

面白いのは大政奉還の時の家臣たちもガチャにあること。

しかも同じシーンがなんと二条城にもあるんです!

 

絶対コンプリートセットを持参の上見学して欲しい!!

 

それから、消失していた建物の再現は洛中洛外図屏風を見て行ったんだとか。

洛中洛外図もよくテストに出るやつだからこのタイミングで是非アナウンスを!

 

ちなみに息子と集めているガチャの戦国の茶器シリーズにも

洛中洛外図屏風があるんです。

 

 

 

 

 

このシリーズたくさん出ていてそれぞれにお勧めで

個のガチャに誘われて3回目の京都に出かけることになるのですが

(この旅では京都は2回目でした)

それはまた次回。じっくり書きますね。すっごく面白かったので。

 

洛中洛外図屏風は参に入っています。

 

各アイテムの特徴や歴史もミニリーフレットに簡潔にまとめられているので

ここから歴史がわかったりもして大変面白いシリーズなのです。

 

さてさて、そんなわけで憧れの東大寺大仏と権力の移動の旅。

これにて終了〜