岐阜編②の続きです。
[旅程]
1日目
大垣城 (行ける人はぜひ墨俣一夜城にも!)→ 鵜飼いミュージアム → 岐阜城
2日目
関ヶ原ウォーランド → 関ヶ原古戦場記念館 → うだつの上がる街並み
3日目←ここ
美濃和紙の里会館 → 関刃物伝承館 → 小牧山城 → 長久手古戦場跡地
実は今回の旅のメイン!
それが美濃和紙の里会館
何が目当てか?っていうと、それは家康の采配
徳川家康が関ヶ原で使用した采配は美濃和紙でできているらしい。
と、知ってレプリカがここにあるという情報をキャッチしてやってきました。
そしてマイ采配を作るため美濃和紙を手漉き。
采配は撮影NGゾーンにあったのでお見せできないのが残念ですが
ちゃーんと二階の展示室にありましたよ。
さらに、日本全国の和紙の特徴が超わかりやすい
立体的な日本地図に和紙の灯りを各産地に配置した秀逸な展示も。
これ親勉キッズまたは観察実践やっている人たちは大好物すぎるはず。
手漉きの体験は親切なレクチャーにより三人とも上手にできました。
富山の五箇山でも体験しましたがやっぱりちょっとテクスチャが違うのが面白い。
采配欲しかった時すぐにここに来れなかったので
残念ながらモチベーションがキープされず帰宅してから采配づくりはまだ至っておりませぬ。
やっぱり唐揚げは熱いうち!
再熱したら即取りかかれるように準備だけはしておきます。
さぁお次は関といえば!な刃物。
関鍛治伝承館へやってきました。
嫁入り道具に持たされたのも関孫六の包丁だったし
最近購入して大活躍なのも関孫六のスライサーセット
これがあまりもよかったため追加で夫に頼んでもらった包丁セットも関孫六です。
日常的にアナウンスできるのでオススメ
ちなみに正月に鴨肉切ろうとして左手の人差し指これでざっくりいっちゃったんですが
さすが名刀。
切った瞬間痛くないし気づかない。
そんなインパクトのあるエピソードもあればますます関=刃物が覚えられますね!
中はこんな感じで鍛治の様子がよくわかります。
家康や信長の刀もみれたしすごく面白い。
これが材料の玉鋼。
お土産にそっくりな玉鋼ビスコッティとやらを発見してこちらもついつい購入。
最後の仕上げに向かったのは小牧山城
大河ドラマ「どうする家康」の中でも徳川四天王が最高にカッコ良く描かれていたこの回が
小二息子の中でかなりムネ熱だったようで
未だにU-NEXTでヘビロテでリピートして観ています。
今やあんなに好きだった関ヶ原のエピソードよりも気に入っているのが小牧長久手の戦い。
実際どんな土塁を作っていたのか?見に行かねば、という理由でやってきました。
ちゃーんと残ってました。
このひとー掘りが、どっこいどっこい!と言いながらじっくり見学。
登ってみると城が。
一見工事しているので中に入れないかと思いきや
登るとこ間違えなければちゃんと入れます。
で、何より最高だったのは麓にある[れきしるこまき]
新しくて綺麗で最新の技術で小牧山城の魅力がこれでもか!!!と知れます。
信長の城と言えば安土城が有名ですが
なんとこの小牧山城が安土城の前身。
今まで土の城だったのを石の城にし、見た目で威圧してそもそも攻めてこなくするという
城の役割すら変えてしまった革命的な城。
石垣を積む体験ができたり、CGでの説明動画がまたわかりやすかったり
こちらも想定外に時間がもっと欲しかった施設。
後ろ髪引かれながら其の足で向かったのは長久手古戦場跡地
正直何もないただの原っぱではありますが
小牧山城からその足で来ることで距離感がわかってすごくいい体験に。
小牧山から移動して長久手にて合戦になったという史実なので
完全に近場だと思ってなめていたら
車でも結構距離あるんです。
えー、これ甲冑着てこの距離走ってさらに合戦に及び勝利するとか尋常じゃなくない!?
あたらめて当時の武士たちの体力に感服いたしました。
そんなこんなで充実した二度目の岐阜県の旅はおしまい。
再訪すべき場所もたくさんあったので
今度はもっと時間に余裕を持って来たいと思います。