みなさんこんばんは。外が暗くなるのが早くなり、冬って感じになりました。

 
13.5cmのトングサンダルを作っています。
中底を掘った部分にアッパーをタッカーで止めています。タッカーというのは強力なホッチキスみたいな道具で太いホッチキスの針みたいなものを打つことができる道具です。ホームセンターの工具売り場に売っています。レバー操作で打つことができるお気に入り道具です。
 
隙間に木工ボンドを入れています。木工ボンドは接着力が強く作業がしやすいのでマッケイ製法で作るときの中底とアッパーの接着によく使います。
 
つま先に厚さ2mmのコルクシートをゴム糊で貼りました。
 
接地面の真ん中が山のてっぺんになるようにやすりで削ります。余談ですが、コルクや革の削りカスは掃除機で吸い取るのが好きです。以前は息でふうーっと吹き飛ばしていたんですが、細かい削りカスが作業場の隅々に飛んで行って後の掃除に時間がかかっていました。昨年か今年、バンドソーに繋ぐための集塵機を買ったのでブラシのアタッチメントをつけて削りカス掃除に使ってみたら、ほこりは飛ばないしきれいに掃除してくれるのでとても気に入っています。ただ音が大きいのでスイッチをいれたら猫たちがダッシュで逃げていきます。
 
靴底用の革です。厚さは3.5mmくらいです。大きな革から切り出しています。これの厚みを調整します。靴底の外側が内側よりも薄いと重心が外に傾き型崩れの原因になります。既製品の靴を履いて型崩れを起こさない人には内外の厚みを同じにし、小指側に型崩れをする人には内側を薄くし、親指側に型崩れする人には外側を薄くします。
 
ゴム糊で貼り付けました。ゴム糊で貼り付けただけでは履いているうちに剥がれるので、あとで靴底を縫います。
 
カカト部分は木釘を打って止めています。今回使った木釘はつまようじです。どこでも売っているふつうのものです。
菱ギリで下穴を開けてから打ち込みます。靴底の厚み(中底+補強革+アッパー+本底)より少し長いくらいの菱ギリを使います。長いキリしかないときは目印をつけて使っています。深く開けすぎると打ち込み過ぎてしまうことがあるのでびくびくします。
 
底縫い糸が収まる溝を掘りました。レザークラフトの道具のステッチンググルーバーで掘れるだけ掘った後に、折れた出し針を加工した耳かきのような道具で深くしています。
 
中底側にもステッチンググルーバーで溝を掘っています。
 
ミシンがけをしていたら猫が見に来ました。上下する針を触ろうとしたのでびびりました。私が。
今日はここまでです。
 

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