自分の夢をはっきりと言えるだろうか? | 地図とタブレットを仕事に活かす!|あっとクリエーション株式会社

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正月番組で『さんま・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル』を見ました。

これは、一般の人に「あなたの夢は何ですか?」と街頭インタビューをして、
その中から選ばれた数名の『夢』を叶えてあげようとする企画。

(テレビ番組ですから、多少の演出はあるだろうと思われるものの、、、)
小学生や高校生、お年寄りの方も、ハッキリとした自分の夢を語れることにびっくりしました。

もしも今、自分の目の前に突然インタビューアが現れたら、
叶えたい自分の夢をあんなにはっきりと言えるだろうか?

もしそんな時が来たら何て言おうか?と真剣に考えてしまいました(笑)。


でも、これって大切なことだと思うんですね。


『夢』というと大げさで難しく感じてしまいそうですが、
建設関係の人になじみやすいコトバで言うと、「設計図面」なんじゃないかなと思います。

構造物を造る時には必ず「設計図面」が必要になります。

大体こんな感じになればいいとか、こんな感じのものがほしいといった、
イメージパースの状態で止まっていては構造物は完成しませんし、設計図面も描けません。

すなわち、設計図面が描けていないから、いつまでたっても現実のものにならないということになります。

では、設計図面を書くためには、何が必要か?

これは言うまでもなく、設計条件をきっちりと決めることが重要になります。


もう少し、イメージしやすい例で書いてみると、、、

自分は今、「車がほしい」と思っているとします。

でも「車がほしい」では、トヨタか、ホンダか、もしくはベンツがいいのか、よくわかりません。

仮に神様がいて、こいつの夢を叶えてあげようと思ってくれたとしても、
どんな車をあげたら良いのかわからないから、「ハッキリしたらまた来るわ~」って、
神様からのギフトを後回しにされてしまう可能性だってあります(笑)。

だから、「車がほしい」ではなく、「ベンツのC180、白色のステーションワゴン」という風に
車種や色・年式や排気量までハッキリとさせないといけないということです。

車種や色はいわば、自分の『夢』の設計条件とも言えます。


『夢』というひとつのゴールに向けて、設計条件をひとつひとつ明確にすることで「完成」
すなわち『夢』の実現は早まるのだと言うことをココロの片隅に置いておくことが大切ですね。


そう考えてみれば、日常の業務でやっていることと自分の人生設計も
進め方の本質は変わらないのだな!って思ったりもした次第です。

年始ということもあって、よく「今年の目標」を考えようと言われますが、
いざやってみるとなかなかまとまらないものです。

でも、普段の業務でやっていることをそのまま当てはめれば、
そう難しいことではないことに気づけるのではないかな?と思います。


『夢』の話を書いていて、以前にわたしのメンターから聞いた『夢』に関する面白い話を思い出しましたので
次回はその話を書いてみたいと思います。