ナルトです
Boa tarde ! こんにちは🌱
ボアタルジ
ブラジル生まれ、ブラジル育ちの演歌歌手
黒木ナルトです。
3年半前に日本語が出来ずに来日し
とにかくガムシャラに勉強してきました。
日本の魂を知るために
今日も名作の読解に挑戦しています。
どうぞお付き合いください。
今日はこんな作品です。
この状況の今、是非ご紹介したい詩です。
寒中の木の芽(かんちゅうのきのめ)
内村鑑三/うちむら かんぞう
一、春の枝に花あり
夏の枝に葉あり
秋の枝に果あり
冬の枝に慰なぐさめあり
二、花散りて後に
葉落ちて後に
果失せて後に
芽は枝に顕あらはる
三、嗚呼ああ憂に沈むものよ
嗚呼不幸をかこつものよ
嗚呼冀望きぼうの失せしものよ
春陽の期近し
四、春の枝に花あり
夏の枝に葉あり
秋の枝に果あり
冬の枝に慰あり
内村鑑三は万延2年(1861年)江戸 小石川生まれ
15歳で札幌農学校へ入学し、キリスト教に改宗
明治17年(1884年)アメリカ留学し、帰国後多くの作品を残しました。
この「寒中の木の芽」は、春は必ずやってくる自然をとてもわかりやすく表現されていて、おだやかな気持ちで、読むことができました。
春陽の期近し…
願っています。
日本語って、ステキだね。
さぁー
今日も一日
太陽スマイルでやりきります😊