心配症で怖がりの私ですが
悔しさの数は
人に負けないくらい
あります
私が小学生の頃の話です
お友達の家で
着せ替え人形の服の数に驚き
私だけなかった事に
すごく悔しい思いをした
記憶があります
親の事情がなんとなく
分かっていたから
「私も買って」
と言えず
毎日悶々していました
ある時
私はチラシの裏で
服を作ろうと思い
早速新聞に挟んである
裏が真っ白な
チラシを探しました
私にとって
裏が真っ白なチラシが
とてもとても貴重で
毎日毎日探していました
見つけたら
ラッキーと
思っていました
あれから30年以上がたち
今の私はあみぐるみを
編むのに夢中で
着せ替えができる
あみぐるみを
編んでいます
着せ替えができる
うさぎちゃんの
あみぐるみが完成しました
次はうさぎちゃんの服を
編む前から
嬉しくて嬉しくて
どの色の毛糸にしようかな
どんな服を着せてあげようかな
まるで小学生の頃の私に
戻った気分になりました
あみぐるみを編むよりも
さらにテンションがあがりました
服が出来上がったので
早速着せてみました
私の夢がついに叶いました
いつの間にか
あの頃の悔しさが
喜びに変わっていることに
気が付きました
心配症で怖がりの私は
この子と一緒に
旅に連れて行こうと
決めました