子供の事は、成長するにつれあまり書かなくなったのですが
懺悔のつもりで今日はアレルギーについて話をしたいと思います。

我が子は、3歳の時に溶連菌にかかり、その際それまでなかった食物アレルギーが反応しました。
耳は3倍くらいに真っ赤になり、全身ボコボコと赤く凹凸ができ、全身かきむしり
これは尋常ではないと小児科に駆け込みました。

先生からは、溶連菌で免疫が弱っていた所にアレルギー反応が出たんだね。
と言われました。

このアレルギーを機に、ずっとかかっていた小児科から内科もやってるアレルギー専門の病院へ転院しました。


この思い切った転院は、私たち親子にとって大吉でした。
院内処方であること。
待ち時間がほどんどない事。
予約が要らない事。
アレルギー専門の曜日があり、その日だけ予約制な事。
女のサバサバした先生で、とても話がしやすい事。

とってもストレスフリーになり、アレルギーや風邪などでもう何度通ったかわかりません。


一番症状がひどい時、子供が食べた物でアレルギーが反応した可能性があるものは
ニンニクと生姜と醤油に鶏肉を漬け、片栗粉で揚げた物でした。

なので、先生は鶏が怪しいと血液検査をしました。


血液検査をして、年少になる前息子が食べられなくなった物は
鶏卵・牛乳、乳製品・小麦・オレンジ・鶏肉

そして、保育所に提出する書類に、唐揚げにてアナフィラキシー。と記載されました。
ここから息子は、同じ教室の子たちと同じ給食が食べられず、机も1人で食べるようになりました。



先生には
『1年除去すれば数値が下がると思うから』
と言われました。


正直うちの子がアレルギー?!嘘だー!
って思いましたよ。
生まれたときは平気だったのになんで?って。

それに子供が好きな物ばかりが除去項目に入ってるんです。
プリン、オムライス、唐揚げ、みかん、オレンジ、クリームパン
アイスクリーム、チョコレート、チャーハン、みかんゼリー
手羽先に手羽元、うどんにラーメン、スパゲッティ。。。


何を買うにも裏の項目をチェック。
大抵小麦や卵白、卵黄と記載がある。
えー!何を作ったらいいの?!
何を食べさせればいいの?!

朝だってパンが食べられないともう大変。
ご飯を炊いて、おかずを作って。。。これが毎朝続く。
しかも休みの日は3食。
せめて麺が食べられれば楽ができる。

最初のうちはしっかりやっていましたが、もう大変だし面倒だし。。。
しかも、あれ?症状でないじゃん!
と途中で気が付き、徐々に生活が戻っていきました。


保育所では除去しているし、食べてももう症状でないからもう治ったんじゃない?!
って勝手にいいように考えて。
あと、食べるといいよ。っていうTVも観ました。その影響もあります。
でも、時々出るんです。症状が。


その度に先生に薬をもらいに行きました。
ちょっとづつちょっとづつ、あれ?あれ?と子供の肌質が変わってきました。
アトピーの子みたいな肌になってきたんです。
食べ物のせいかなぁ?冬の乾燥?
なんて母と言いながら、食べ物の改善はその時だけで完全にはしませんでした。

そして年少になり、今度年中になるのでまた検査をしてくるように保育所から言われました。

結果は
卵 17.5
牛乳 4.24
小麦粉 1.10
ピーナッツ 0.39
キウイ 0.38
オレンジ 0.19

食べなければ数値は減るけど、食べれば増えるよ。と言われていた通り
卵の数値が3倍くらいになりました。
あぁ、かわいそうだと思って食べさせていたけど、私はもっとかわいそうな事をしてしまった。
と後悔しました。
これが1月末の話。

先生からは卵と牛乳を除去しなさい。と保育所へ指示がでました。
1年経って、やっと心を改めました。
卵と牛乳の除去を家でも本格的にしてます。
そうしたらまだ1月経たないうちに肌がきれいになってきました。

頑張って年長の時にはみんなと同じものが食べられるようにします!!